新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワークを導入する企業が増えた。時間や場所にとらわれない柔軟な働き方になったものの、リーダーにとっては「部下のモチベーションをどのように保てばいいのか」「一人ひとりの仕事をどのように管理すればいいのか」という新たな悩みも。Zホールディングスで、リーダー人材育成を目的とした企業内大学「Zアカデミア」の学長を務める伊藤羊一さんに、テレワーク時代のチーム管理でリーダーに求められる3つのアクションを聞いた。

子育て中の女性リーダーにとっても追い風に

 「新しい生活様式」でテレワークが広がる中、これまでの対面と違いコミュニケーションを取りにくくなった一方で、テレワークが「働き方や業務の効率にプラスの変化をもたらしている」と伊藤さんは言う。

 「テレワークのメリットは、自分で時間を管理しやすくなったこと。通勤時間にかけていた時間を散歩やフィットネス・トレーニングに回したり、キャリアアップのための学習に使ったりと、自由に使えるようになりました。出産や育児を機に働くことをセーブしていた女性からは『通勤時間がなくなったので、子どもの保育園の送り迎えや朝と夕方の育児に余裕をもって取り組めるようになった』という声も。自分が働きやすいように時間も場所も管理できるようになったため、子育て中の女性リーダーにとっても追い風になっています」

 伊藤さんは「リーダーはテレワークだからこそ生まれるメリット・デメリットに対し、時代に合わせて対応を変化させていく必要がある」とアドバイスする。

テレワーク時代のリーダーに大切な3つのアクション
(1)1on1ミーティングを取り入れる
(2)クリティカル・シンキングのスキルを鍛える
(3)メンバーの期待値を設定して成長を促す