ジャーナリストの池上彰さんと増田ユリヤさんは大の旅好き。コロナ禍が明けて自由に旅行ができる日を楽しみに、記事上で疑似ツアコンを企画しました。延べ126の国と地域を訪れている旅慣れたお二人に、最強の旅ワザを聞きました。

池上さん・初の海外は取材で行った韓国
【アジア】中国、香港、マカオ、台湾、北朝鮮、韓国、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、インドネシア、東ティモール、インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパール、ブータン【中東】イスラエル、パレスチナ、ヨルダン、レバノン、トルコ、サウジアラビア、イラク、イラン、アラブ首長国連邦、カタール【ユーラシア】ロシア、カザフスタン【南北アメリカ】カナダ、アメリカ、メキシコ、キューバ、パナマ、ブラジル、チリ【アフリカ】エジプト、リビア、モロッコ、ジブチ、スーダン、南スーダン、ケニア、ウガンダ、モザンビーク、セーシェル、エスワティニ、南アフリカ、ナミビア【欧州】アイスランド、アイルランド、イギリス、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、オランダ、ベルギー、ドイツ、フランス、オーストリア、スペイン、ポルトガル、スイス、アンドラ、モナコ、イタリア、バチカン、ギリシャ、北マケドニア、リトアニア、ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキア、セルビア、クロアチア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、キプロス、ウクライナ、ジョージア、リヒテンシュタイン
これまで85の国と地域を訪れました
増田さん・39歳のとき英国でホームステイも体験
【アジア】中国、香港、北朝鮮、韓国、シンガポール、タイ、ベトナム【中東】イスラエル、パレスチナ、レバノン、トルコ、アラブ首長国連邦【南北アメリカ】カナダ、アメリカ、メキシコ【アフリカ】モロッコ【欧州】アイルランド、イギリス、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、オランダ、ベルギー、ドイツ、フランス、オーストリア、スペイン、ポルトガル、イタリア、バチカン、ポーランド、ハンガリー、チェコ、セルビア、クロアチア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、キプロス、ウクライナ、ジョージア、エストニア
41の国&地域、すべて取材で訪れました

初海外は「会社帰りに直行」「48時間徹夜で取材」

編集部(以下、──) 今回は、お二人の話で旅気分を味わいたいと思います。それにしても、すごい数、海外に行っていますね。

池上 世界地図を見ながらチェックしたら、これまでに訪れたのは85の国と地域でした。

増田 私は取材で同じところに行くことが多いのですが、それでも気づいたら41に及んでいました。

── 初海外はいつですか?

増田 37歳です。当時、出版社で雇われ編集長をしながら個人的に学校教育の取材を続けていて、知り合いからアメリカの教育関係者を紹介できると言われれ、行くしかないと。長い休みは取れないので、出社前に渋谷駅のコインロッカーに預けたボストンバッグを勤務後にピックアップして、成田に向かいました。

池上 私は33歳のとき、大韓航空機撃墜事件の取材でした。NHKの社会部配属になると、強制的にパスポートを取らされ、総務が預かるんです。ある朝、出勤したら「今すぐソウルで取材してこい」と、いきなり自分のパスポートを渡されて。取材のためのビザを取る時間がなかったので、香港へのトランジットでソウルに立ち寄ったという形にして、48時間徹夜で取材をしました。