番組中に想定外のことが起きたときは?

増田 想定外はしょっちゅう起こるので、反射的に対応する術が身に付いています。ただ、ちょっとしたずれを感じたり、違いが気になったりしたことを「まあいいか」と放っておかないようにしています。経験上、モヤッとしたことに限って、大きな問題に発展しがちなので。私の場合はもともと非正規やフリーで働いてきて、会社が守ってくれることはない立場でしたので、引っかかりを感じたら確認はなるべく怠らないように心がけていましたね。

池上 現場でのトラブルはその場でお詫びする。NHK時代、フリップの誤字に気づいたときは、失礼しましたと言って手書きで直しました。『週刊こどもニュース』で模型がポロッと外れたときは、「生放送ですから、こんなこともありますね。失礼しました」と。素で謝ったほうが見ている人にも受け入れてもらえる気がします。

【ルール】「想定外」への対処法
「まあいいか」をせず、想定外を防ぐ。(増田さん)
「想定外」が起こりがちなのは、実は事前に何か引っかかりを感じたこと。「まあいいか」と思ったときこそ、確認を怠らないようにしている。

生放送中の間違いは、素で謝る。(池上さん)
生放送中のミスや間違いは即、率直に謝罪する。例えばニュース解説用の模型を落としたら、「失礼しました! 生放送なので」とユーモアを交えて。