テレビ、書籍、雑誌にYouTube…。多様な仕事三昧の池上彰さんと増田ユリヤさんの2人が、いつも平明な伝え方と新鮮な心境を維持するために心がけているマイルールを公開します。

アウトプットは相手目線で考える

編集部(以下、——) 今回はお2人が仕事で大切にされているマイルールを教えてください。まず、テレビ出演時の必携アイテムは?

増田ユリヤさん(以下、増田) お気に入りのハンドクリームです。手荒れは意外に目立つので本番前にさっと塗ります。スタジオにいつも持っていく小さなトートバッグには、服に付いたゴミを取る粘着クリーナー、低血糖対策のお菓子、のど飴、除菌シート、予備のマスク、ティッシュ、ハンカチ、鏡なども入れています。他の出演者の方が必要なときにもさっとお渡しできるように。NHK時代は、ディレクター業務をしていたので、その習慣ですね。

池上彰さん(以下、池上) 見事ですね。私は0.9mmのシャーペン1本です。柔らかくてスラスラ書ける2Bの芯。消しゴムも携帯しています。

増田 池上さんが打ち合わせをしたデスクは、消しカスが残っているからすぐ分かる(笑)。

池上 例えば『池上彰のニュースそうだったのか!!』(テレビ朝日系)は、ゲストとの事前打ち合わせが一切なく、ぶっつけ本番。そこで、ゲストからこんな質問が出たらこう答えようなどと思いついたら台本に書き込んでおくんです。シャーペンならすぐ消せるし、0.9mmの2Bは太くて見やすい。心が落ち着くので本番中も握っています。

【ルール】テレビ出演時のマストアイテム
クレ・ド・ポー ボーテのハンドクリーム。意外に目立つ手元をケア。(増田さん)
クレ・ド・ポー ボーテのハンドクリーム。意外に目立つ手元をケア。(増田さん)
 日常的に水仕事をし、今は手を洗う機会も多いのでハンドクリームは奮発。スタジオに持って入り、本番前にさっと塗る。

本番中も手放さないシャーペン。芯は0.9mmの2B。(池上さん)
本番中も手放さないシャーペン。芯は0.9mmの2B。(池上さん)
 台本や手帳への書き込みはすぐ消せるシャーペン。本番中も手にあると落ち着く。スラスラ書ける0.9mmの2Bの芯にこだわる。