日経xwoman(クロスウーマン)では、3月31日の「国際トランスジェンダー認知の日」に際して、トランスジェンダーの働く環境に関するアンケートを実施します。トランスジェンダーの皆さんを対象にしたアンケートです。ぜひ声をお寄せください。
3月31日は「国際トランスジェンダー認知の日」。性自認(こころの性)と身体的性(からだの性)にギャップをもつトランスジェンダーの人たちが直面している差別などについて知り、考える日です。
「日本では近年、LGBTQ+が社会に少しずつ受け入れられているものの、まだまだ理解は進んでいないのが実情です。特に、近年は反LGBTQ+層による差別の矛先がトランスジェンダーの方々に向かい、当事者は追い詰められているという状況があります」。そう話すのは、2003年にLGBTQ+に関する活動を開始し、勤務先である日本IBMで当事者コミュニティを立ち上げた、人事ダイバーシティ&インクルージョン推進部長の川田篤さんです。
認定NPO法人・虹⾊ダイバーシティと国際基督教⼤学ジェンダー研究センターが行った「LGBTと職場環境に関するWebアンケート調査 niji VOICE 2020」によると、469人のトランスジェンダー当事者の51.6%が、職場で差別的言動は「多い」「中(程度)」と答えています。
日経xwomanでは、トランスジェンダーの人たちが「職場の同僚や周囲に知っておいてほしい」と思うこと、職場で「悔しい・悲しい」と思ったこと、行動を起こして問題が軽減した経験など具体的なエピソードを聞くアンケートを実施します。お寄せいただいた声を記事化して発信していきますので、ぜひご協力ください。