自分の料理をさらに多くの人に役立ててほしい。その強い思いから管理栄養士を目指し、42歳で大学に再入学を果たした料理研究家のみきママさん。大学生活も2年目に入り、学びの本番はこれからです。アラフォーになってからの大学生活はどのようなものなのでしょう。仕事や育児をかけもちしながら駆け抜けた大学生活1年目を振り返ってもらいました。
平日は毎日授業。自分と子どもの弁当作りも
日経xwoman編集部(以下、――) 栄養学は必要な知識量も多そうです。大学での学びはいかがですか。
みきママさん(以下、敬称略) ビックリするくらい先生の話が頭に入らないんです。一生懸命聞いているのですが、端から抜けていっちゃう(笑)。内容が難しい上、昨日やったことも忘れているので、何度も復習しいます。現役で入学した同級生の3倍は勉強しないと、とてもついていけません。この1年間は、授業を含めて1日10時間くらいは勉強していました。洗い物をしながら暗記するなど、すき間時間を使いまくりです。
―― 授業は毎日ですか? どんな1日を過ごしているのでしょう。
みきママ 私の場合、2つ目の大学なので1年次は一般教養に当たる基礎科目の履修が免除されました。2年次からは毎日学校です。朝は7時くらいに起きて、息子と私のお弁当を作ってから登校します。私のお弁当は太らないようにダイエットメニュー。息子はおにぎりで、野菜はなしがいいと言われています。
授業が終わった後はまっすぐ家に帰り、「一瞬で」買い物へ行って、夕飯作り。その後で仕事をしたり、勉強したり。ベッドに入るのは午前1時くらいなので、毎日寝不足です。
