「突然インスタグラムの運用を任された」「会議でSNSマーケティングについて議題が上がったけど、話についていけない」「部下がインスタグラムの企画を提案してきたけど、正しい判断ができない」……。ミドル世代にありがちな、こんな悩みをお持ちではないでしょうか。今、インスタグラムの世界では何が起こっているのか。実務でも使えて、副業にも生かせるインスタ運用術を、インスタグラムマーケティングの支援をするSAKIYOMI代表石川侑輝さんに聞きました。

(1)企業の商業利用に適したSNS第1位は、インスタグラム ←今回はココ
(2)どんなアカウントならインスタのフォロワーを増やせる?
(3)フォロワーを確実にファン化させるための運用術

企業に一番メリットのあるマーケティングチャネル

編集部(以下、略) 近年、広報やマーケティング活動にSNSが重要視されるようになってきて、苦手意識が強い40、50代のミドル世代には、戸惑いを感じている人も多いのではないかと思っています。

石川侑輝さん(以下、石川) 確かに、私たちのクライアントでも特に個人の方は20、30代がメイン層ですから、40、50代はインスタグラムど真ん中の世代ではないですよね。とはいえ、40代以降の個人の方でフォロワー数を伸ばそうと頑張っている方や企業で担当を任された方も相談に多くいらっしゃいます。

SAKIYOMI代表取締役社長 石川侑輝さん。インスタ運用術を記した著書が幅広い年齢層の支持を集めている
SAKIYOMI代表取締役社長 石川侑輝さん。インスタ運用術を記した著書が幅広い年齢層の支持を集めている

―― 石川さんは、企業のインスタグラムマーケティングを支援しているということですが、ツイッターやフェイスブック、最近ではTikTok(ティックトック)など、SNSといえばさまざまなものがありますが、なぜインスタグラムに特化しているのですか?

石川 企業がマーケティングチャネルとして使うにあたって一番メリットが大きいからです。例えば、今勢いがあるといわれているTikTokの場合、演者を決めて、撮影して動画編集して、とかなりハードルが高いんです。コストもそれなりにかかります。ユーチューブも同じですね。

 また、ツイッターは、140文字で表現しなければいけないというハードルの高さがありますが、インスタグラムのフィード投稿なら、2000文字以上のテキストが入力可能です。

 さらに、インスタグラムには、そのまま商品購入に促してくれるショップ機能など、商業利用しやすい機能が充実しています。その上、インスタグラムはツイッターなどよりも拡散力が高く、「バズ」を生みやすい性質があります。

 インスタグラムには、スマホで写真を撮ってそのまま投稿できるという手軽さもあり、初心者でも使いやすい無料のデザインツールなどもたくさんありますから、低コストですぐに始められるというのも利点ですね。

―― 初心者でも使いやすい無料のデザイン加工ツールで、おすすめのものはありますか?