1990年代後半~2000年代前半に生まれた若者層は、マーケティング用語で「Z世代」と呼ばれ、上の世代とは大きく異なる価値観を持つとされています。少子化が進む日本において企業の今後を担う貴重な人材であり、大企業の中には新入社員の給与を引き上げて人材獲得・定着を狙う動きも。実際にZ世代を含む20代の意識は上の世代とどう違い、企業はどう向き合うべきでしょうか。日経xwomanでは20代女性正社員500人にアンケート調査を実施、キャリア意識をひも解きました。若手の離職率低下や意欲アップに本腰を入れる企業の取り組みも紹介します。

※Z世代の定義には諸説ありますが、本特集では、世代研究の調査レポートを発行しているデロイトトーマツグループの分析を基に、1995年1月~2003年12月に生まれた世代(2023年1月時点で19~28歳)をZ世代と定義します。