あらゆる経済活動においてSDGsや脱炭素の視点が不可欠となっている今、私たちの生活の根幹を支える農業も変革を迫られています。「高齢化」「後継者不在」……都市部の人間の多くは、日々の食に直結している農業の現状にそんな漠然としたイメージしか持ち得ませんが、そうした「遠い世界の話」という消費者の感覚が、変化の風通しを悪くしているのかもしれません。持続可能であるために、農業の在り方はどう変わるべきなのか。「環境への負担の少ない農業」をテーマに新規就農者と連携している「坂ノ途中」代表取締役の小野邦彦さんが解説します。
