新年度が始まって約1カ月。日々の仕事や子育て、夫婦の役割分担などにモヤモヤを感じている人がいるかもしれません。そんな方々に向け、DUALがこれまで連載してきた小説や漫画の中から、「夫婦関係を考える」「子どもの成長を考える」「家族のカタチを考える」記事10本を紹介。ゴールデンウイークを利用して、ぜひシリーズを通してまとめ読みしてみてはいかがでしょうか。

夫婦関係を考える小説3選

椰月美智子 夫を操る魔法の言葉 「さしすせそ」(2017.08.25)


ワンオペ状態で5歳と4歳の子どもを育てながら、デジタルマーケティング会社で室長として働く多香実。夫はと言えば、家事や育児をしない上に横柄な態度をとる始末で、多香実は愛情が冷めつつあることを自覚しています。そんなときに友人から教えられた夫へかける魔法の言葉「さしすせそ」。「さ」は「さすが」。では残りは?


小説/共働きの危機? 夫と子から同時重大報告(2019.12.13)


大手人材会社で働く美紀。息子の勇斗は小学校に入学したばかりですが、自身の昇進と夫の異動が重なり、十分にケアをしてあげる余裕がありません。ある日、夫と息子から美紀を新たに悩ませる報告が告げられ――。


小説/「妊婦が人を招くなんてドン引き」 夫の言葉に妻は(2021.07.19)


菜々は同じ会社の同期入社の夫との2人暮らしで、第1子を妊娠中。ある日、会社の同期メンバーを自宅に招いてパーティーを開きますが、同期たちが帰宅した後、夫は急に不機嫌な態度をとり、不平不満を並べ始めます。


子どもの成長を考える漫画4選

漫画/「ママの子やめる!」 まあ子のびっくり宣言(2021.05.21)


小2のまあ子。図工の時間に必要なものを忘れたことをきっかけに、「持ち物が書いてあるお便りはママに渡してあるのに」と、ママへの不信感を募らせます。その日の夕食時、まあ子は不満を口にしますが、ママの反応は――。


小学1年生 ツッコミ入れたり、しょんぼりしたり忙しい(2020.09.25)


「お父さんなら死ぬよ!」。小学校に入学して、口が達者になり、ますますわんぱくになってきた息子。大人のウソに敏感になったり、しょんぼりしたりすることもあります。イラストレーター・エイイチさんはそんな姿に日々成長を実感しているようです。


【新漫画】小4から通塾 最初は順調だったけれど…(2022.01.07)


小4になった娘・芽衣を、学童保育の代わりに進学塾へと通わせ始めた春田家。でも、待っていたのは想像以上にハードな毎日でした。意欲的に取り組む娘の頑張り屋の一面に成長を感じつつも、母・美咲は不安を感じ始めます。


新入学に期待する母を待っていた「登校しぶり」の壁(2021.04.28)


小1の次女が登校を嫌がるように。すぐに慣れると思っても、行き渋りは1週間、2週間と延びていきます。焦る母ですが、SNSをのぞいてみると、同様の悩みを抱えた親たちの声がありました。コミックエッセー『たまご絵日記シリーズ』(マイナビ)のナナイロペリカンさんの奮闘記です。


家族のカタチを考える漫画3選

【漫画】初めて知ったパパの思い 揺れ動くママ(2022.08.24)


薬剤師パパの金剛寺春彦。人の心の機微を理解するのが苦手で、子育てにおいても娘の気持ちがよく分からないという問題に直面します。ママは懸命にパパ像を模索する春彦の気持ちを少しは理解するよう娘に説明しますが――。


産後ケア施設で学ぶ 夫婦2人で育児をしていくために(2021.01.14)


読者の中には、これからママやパパになる人もいると思います。新しい家族との生活は楽しみな一方、不安もあるもの。しんごさん、みきさんファミリーは病院から勧められた産後ケア施設を利用して、新生活のスキルを身に付けていったようです。


時短勤務で悩むのぞみ 職場への失望で心が折れた(2019.03.01)


育休から復帰したのぞみは、働きながらの子育てに理解のない上司とぶつかります。「過保護なんじゃないの?」「時短とか言ってないで、契約社員になればいいんじゃないの?」。そんな言葉をかけられ会社に絶望を感じるのぞみ。若手社員は理解を示してくれますが――。


構成・文/藤中潤(日経xwoman DUAL)