2023年の4月半ばまでの4カ月半で特に読まれた日経xwoman DUALの上位11記事を紹介します。1位に輝いたのは「あの記事」でした! どの記事にも子育ての大事なエッセンスが凝縮されており、様々なヒントが見つかるはず。一度読んだという方も、読み逃ししまったという方も、ぜひご覧ください。
(注:公開後10日間の数値で比較/記事中に登場する方の所属先や肩書は掲載当時のもので、現在は変わっている可能性があります)
子育ての大事なエッセンスが凝縮
2023年1月から4月半ばまでの4カ月間に新規公開したDUALの記事の中で、上位11位に輝いたのは、以下の記事でした。11位から順にご紹介していきます。

【11位/低学年親向け記事】
低学年の「親の言うことを聞かない」は反抗ではない(2023.01.18)
早く宿題をしなさいと言ってもしらんぷり。叱ると「うるさい!」と怒鳴ってくる…。まだ低学年にも関わらず、反抗的なわが子の姿に、「今からこんなことでは、この先大丈夫だろうか」と不安になることがあるかもしれません。しかし、低学年のこうした行動は、反抗ではない、と専門家は言います。その理由とともに、こうした場合の親の対応法を詳しく紹介します。
【10位/中学生~大学生親向け記事】
日比谷高校元校長 親の期待がプラスに働く伝え方は(2023.02.13)
重すぎると逆効果になるのが、親の期待。子どものプレッシャーにならず、もっと頑張ろうとする意欲につなげてもらうために、どのように伝えればよいのでしょうか。都立日比谷高等学校校長時代に東大合格者数をV字回復させ、現在は白梅学園高等学校校長として活躍する武内彰さんにアドバイスをもらいました。
【9位/小学校高学年親向け記事】
親から子への「呪い言葉」 傷つき、犯罪に走る子も(2023.03.28)
「勉強しなさい」「早くしなさい」…。どちらも、高学年を育てている家庭でよく聞かれる声掛けです。しかし、こうした親の声掛けが、時として子どもを追い詰め、非行や重大犯罪を引き起こした例もあるのだと、東京未来大学こども心理学部長の出口保行さんは言います。原因は親の「確証バイアス」と親子間の「認識のズレ」なのだそう。どういうことなのでしょうか。
【8位/旬ルポ】
東大の推薦に合格した2人に聞く小中学校時代の過ごし方(2023.02.01)
大学受験は親の時代から大きく変わりました。東京大学でも2016年度から推薦入試(現在は学校推薦型選抜)が全学部で行われ、毎年100人弱が推薦で入学しています。こうした狭き門に突破するのは、どのような生徒なのでしょうか。難関大学の推薦入試に詳しい学習塾Dear Hope塾長の伊藤智子さんと、その教え子で東大推薦に合格した2人の現役東大生に根掘り葉掘り聞きました。
【7位/高学年親向け記事】
勉強の合間のゲームや動画は集中力・記憶力を奪う(2023.04.11)
子どもが勉強の合間に、隙あらば手を伸ばそうとすることが多いのが、ゲームやタブレット。こうしたデジタルツールを多用することが子どもの集中力や記憶力を奪い、息抜きになるどころか勉強面で大きなマイナスになり得ることを、自身も中学受験生の子を持つ脳科学者パパの瀧靖之さんが詳しく解説。瀧さん親子が実践する「デジタル以外の」効果的な息抜きの方法も紹介していますので、ぜひ取り入れてみてください。
【6位/2023年1月「「教育費」への配分、正解は?」特集】
首都圏を中心に、過熱している中学受験。「みんながするから、うちも取り合えず…」といった受け身の姿勢で向き合う家庭も少なくありませんが、やると決めたら、まず確かめたいのが、トータルでかかる出費の大きさ。高学年の進学塾だけでも、3ケタの費用が発生するもの。「中学受験対策は、成績が良くても悪くてもプラスαの費用が発生しがち。実際に想定していた塾代では収まっていないケースが多くみられる」と、記事に登場する専門家は指摘します。年収1250万円の共働き世帯をモデルケースに試算してもらいました。
【5位/2023年4月「中学受験「しない」家庭の覚悟 過ごし方&進路設計は?」特集】
首都圏を中心に中学受験熱が過熱。「周囲の大多数が中学受験をする」環境にいる家庭の場合、「しない」選択をするには、覚悟が伴うものです。「しない」選択をした家庭は、どのような過程を経て決断にたどり着いたのか、またその後を振り返ってどのように感じているのでしょうか。当事者たちのリアルな声を紹介します。
【4位/2023年2月「あの人に聞きたい! グローバル基準の子育て」特集】
雨宮塔子 子が過ごした「無駄な時間」は宝物に(2023.02.06)
日本でキャスターとしてキャリアを積み、パリに留学。結婚・出産し、長女は大学生。私立から公立へと転校を経験した長男は、バカロレア(大学入学資格試験)に向けて勉強中です。自身の子育てや子ども時代を振り返り、子どもが大きく成長した今、雨宮さんが子育てに関して思うことについて、たっぷり語ってもらいました。
【3位/2023年1月「「教育費」への配分、正解は?」特集】
ママFPが教育費を「聖域」にしないためにやったこと(2023.01.04)
「よりよい教育を受けさせてあげたい」「高い学歴をつけてほしい」と思うあまり、つい財布のひもをゆるめてしまいがちなのが教育費。しかし、将来的に親の老後費用が足りなくなるなど、家計が破綻するリスクを解消するために、教育費もしっかりコントロールすべき、とお金の専門家は口をそろえます。では、教育費を「聖域」とせず、かつ子どもの希望をかなえるためには、どうしたらよいのでしょうか。難関私大に塾なしで合格した子どもを持つファイナンシャルプランナーの清水香さんに、体験談を語っていただきました。
【2位/高学年親向け記事】
親離れできない高学年 背景に高学歴親の存在(2023.02.17)
高学年になっても、朝一人で起きられなかったり、促さないと宿題をやらなかったり…。なかなか親離れできない子の背景にあるものは何なのでしょうか。また、本人の自立のために親ができることはあるのでしょうか。文教大学教育学部教授で、子育て支援事業「子育て科学アクシス」の代表でもある成田奈緒子さんが解説します。
【1位/2023年2月「自分らしく働き、暮す、頭のいい子が育つ共働きの家づくり」特集】
中学受験のプロとして、これまで多くの子どもを志望校に導いてきた教育家の小川大介さん。数年前には一人息子も中学受験をし、灘や開成といった最難関校の合格を勝ち取りました。そんな小川さんが、自身の子育ての中でこだわった部屋づくりの7つのポイントについて、乳幼児期から時系列で聞きました。
文/日経xwoman DUAL 写真/PIXTA