子どもが小学校に上がると、友達の家族などから「〇〇ちゃんだけで泊まりにおいでよ」「一緒におでかけに連れて行ってあげようか」などと、お誘いを受けることがあるかもしれません。子どもだけで習い事に行く機会も増えます。親が同伴しない、そうした場で、万が一子どもが性被害に遭ってしまったら…。予防策について、子どもへの性暴力や回復支援に詳しい武蔵野大学教授の藤森和美さんに聞きました。
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子どもと関わるすべての人が加害者になる可能性がある
友達同士のお泊まり会やおでかけ、習い事の大会や合宿など、子どもが小学校に上がると、親が同伴せずに子どもだけで出かける機会が増えてくるかもしれません。子どもに豊かな社会体験をさせてあげたいと思いつつ、子どもの性被害に関するニュースが多い今、「本当に大丈夫?」と不安を感じることはないでしょうか。武蔵野大学教授で、子どもへの性暴力や回復支援に詳しい藤森和美さんは「どんな場所、どんな相手であっても子どもが被害に遭う可能性はあるので、親は決して、子どもを信頼できない人と2人きりになるかもしれない機会をつくってはいけない、と心に留めておきましょう」
では、子どもはどんな場面で被害に遭いやすいのでしょうか。また、加害者となる人物を見抜くことはできるのでしょうか。詳しく聞いていきましょう。
・親がよく知らない友達の家に誘われた場合、どう判断? 上手な断り方は?
・もし、子どもが性被害を受けていた場合、確認する方法は?
・予防のために家庭でできることもある