40代、50代になると「キャリアの停滞」を感じることもあるでしょう。自分は必要とされていないと感じる、本当にやりたいことは別にある、でも今さら外の世界に飛び出すなんて勇気が持てない……。そんな思いの裏返しでしょうか、違う道へと進んだ人たちのストーリーに大きな反響がありました。
起業・独立は若者だけの特権じゃない
年功序列とともに日本の雇用制度の特徴とされてきた終身雇用ですが、日本経済の停滞や、若い世代の価値観とのズレなどから、その在り方は大きく変わるでしょう。すでに起業や独立への一歩を経験した人たちの記事を紹介します。
羽田美智子 実家の屋号を復活させるため50歳で起業
着実に女優としてのキャリアを築き、40代では結婚・妊娠・死産・離婚と立て続けに経験。自分を見つめ直したら「実業家」という言葉が浮かんだ
「一旦退職」して2年、65歳以降も働く未来を考えた
定年を超えても楽しく働き続けられる道を探すために、2年間の「自主的サバティカルタイム」を設け、やりたいことは何でもやってみようと決めた。いまはひとり社長
45歳で離婚→留学「強烈な孤独」を味わった後に起業
「松之助」オーナー・平野顕子 45歳までは専業主婦で、末子が大学進学した年に離婚。「お母さん、バカね」と娘に言われて米国留学を決意したのが後半人生の大きな転機に
稲垣えみ子&堀井美香 50歳で会社を辞めるという決断
会社員として「やり切った感」を持てたとき、次はどっちに行くか。選択肢がたくさんあると気持ちが強くなれる。元TBSアナウンサーの堀井美香さんが選んだのは「一旦退社」
専業主婦⇒離婚⇒起業 49歳で11歳下と想定外の再婚
20年間の専業主婦を経て、離婚。子どもたちの養育費を稼ぐために通った起業塾で「神様がくれたギフト」と思える夫と出会って再婚。「自力で生計を立てたら幸せになれた」