2/15まで!お得な初割◆最大2カ月無料&書籍贈呈

  1. TOP
  2. 女性活躍 気になる数字
  3. 私たちの仕事生活を左右するテレワーク 実施率どうなる
女性活躍 気になる数字

私たちの仕事生活を左右するテレワーク 実施率どうなる

じりじり低下し、20%台前半まで下がる可能性も。テレワークの生産性向上に必要な3つの能力とは?

Terraceで話題!

新型コロナウイルス感染拡大が働き方に与えた大きな変化は、テレワークの浸透でした。パーソル総合研究所・上席主任研究員の小林祐児さん、テレワークマネジメント代表の田澤由利さんにこれまでの推移と、今後の可能性について聞きました。コロナ禍にテレワークが浸透し、子育て中の女性社員を中心に、仕事と育児・家事の両立がしやすくなったと感じている人が増えています。女性の働き方、暮らし方に大きな影響を持つテレワークは、コロナ収束後でも継続されるのでしょうか。それとも、出勤が推奨されるようになるのでしょうか。

コロナ禍で働き方が急激に変わった

 最初に、「テレワーク」と「リモートワーク」の違いについて田澤さんに聞きました。「テレワークとは、『ICT(情報通信技術)を利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方』と国が定義している造語です。一方、『リモートワーク』は複合語で、『オフィスから離れた遠隔地で働く勤務形態』を指します。被雇用者が行うテレワークには、家で働く在宅勤務に加え、どこにいても仕事ができるモバイルワークや、サテライトオフィスなどで働く施設利用型勤務などがあります。

 テレワークとリモートワークの大きな違いは、テレワークは場所のみならず、時間の柔軟さも含んでいる点です。オフィスから物理的に離れるだけでなく、育児や介護とも両立しながら、時間の柔軟性を持って働くテレワークこそ、今の日本社会に必要なものでしょう」(田澤さん)

 小林さんが示すのは、以下のパーソル総合研究所「第七回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する調査」(*1)です。緊急事態宣言が発出されていなかった2020年3月時点(*2)のテレワーク実施率 (正規雇用者)は13.2%でしたが、同年4月に一気に27.9%に上昇しました。「これほど急激に全国規模で働き方に変化が起きたことはなかったのではないでしょうか」(小林さん)。その後、この数値は微減・微増を繰り返し、22年7月前後に第7波が起きて、トレンドが変わったと言います。「新型コロナウイルス感染者数が過去最多になった一方、ほとんどの都道府県で、テレワーク実施率が下降トレンドに入りました」(小林さん)

*1…調査期間:22年7月13~18日、調査対象:[テレワーク実態について]全国の就業者20~59歳男女、勤務先従業員人数10人以上、正規雇用2万46人 非正規雇用5009人 公務員・団体職員305人、[テレワークのその他の実態について]テレワーク実施者(正社員)432人

*2…第1回の緊急事態宣言は20年4月7日に発出されました。東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言が発出され、4月16日に対象地域が全国に拡大されました。

20年3月9日~15日はn=21,448、4月10日~12日はn=22,477、5月29日~6月2日はn=20,000、11月18日~23日はn=19,946、21年7月30日~8月1日はn=20,514、22年2月4日~7日はn=20,490、7月13日~18日はn=20,046
20年3月9日~15日はn=21,448、4月10日~12日はn=22,477、5月29日~6月2日はn=20,000、11月18日~23日はn=19,946、21年7月30日~8月1日はn=20,514、22年2月4日~7日はn=20,490、7月13日~18日はn=20,046

感染者数とテレワーク実施率が逆相関に

 「感染拡大初期はコロナ感染者数とテレワーク実施率の増減がひもづいていました。感染者数が増えれば、テレワーク実施率が上がるという相関関係があったのです。しかし、22年7月からは逆相関となり、感染者数が増えてもテレワーク実施率が下がるようになっています」(小林さん)

 感染者数が増えてもテレワーク実施率が下がるとなれば、またオフィスへ出勤するスタイルになり、移動の時間と労力が発生する可能性があります。テレワークの今後の動向は、女性の働き方や暮らし方に大きな影響を与えるはずです。次ページからは、都道府県、企業規模、職種別テレワーク実施率や、テレワークにも関連する企業の意外な真実、今後のテレワーク実施率の見通し、テレワークのメリット・デメリット、テレワークの生産性向上に必要な3つの能力などについて紹介します。

関連雑誌・書籍・セミナー

会員登録でクリップやタグの
フォローが可能になります
フォローしているキーワード/タグ
キャンセル
2カ月無料!初割キャンペーン実施中 

2カ月無料!初割キャンペーン実施中 

日経xwomanと日経電子版を2カ月間無料で体験いただけます。