建設業界で人材不足を解消&業績アップの事例も

―― 大内さんの研究の範囲で、組織の中のジェンダー平等の有無で何か企業に変化があった事例はありますか?

関西学院大学経営戦略研究科ビジネススクール教授 大内章子さん(以下、大内) KMユナイテッドの竹延幸雄社長が取り組んだ事例があります。建築塗装業の会社なのですが、建設業は男性社会です。そんななか、女性の職人を育てる、ということをやりました。女性に高いスキルが身に付き、活躍できるようになっただけでなく、年配の職人から若手への技能継承もできるように。そんな会社にしたからこそ、人手不足だと言われている建設業界でも、若い人がどんどん入ってきていますし、業績も上げています。

―― それは素晴らしい事例ですね、ありがとうございます。

関西学院大学経営戦略研究科ビジネススクール教授・大内章子さん。慶応義塾大学商学部卒業後、総合商社勤務を経て、慶応義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。慶応義塾大学 博士(商学)。関西学院大学にて、大卒女性ホワイトカラーのキャリア形成の研究活動を背景にした、「ハッピーキャリアプログラム」を企画・運営。
関西学院大学経営戦略研究科ビジネススクール教授・大内章子さん。慶応義塾大学商学部卒業後、総合商社勤務を経て、慶応義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。慶応義塾大学 博士(商学)。関西学院大学にて、大卒女性ホワイトカラーのキャリア形成の研究活動を背景にした、「ハッピーキャリアプログラム」を企画・運営。

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構成/岩井愛佳(日経WOMAN編集)