女性の技能形成の弊害「いつまでも小3生のまま」

大内 女性の場合は、上司によって「ちょっと無理そうだから、もう1回、4年生の仕事やってくれる?」と。こんな感じなのですね。また、順調に6年生までいった、あるいは中学生になった人も、結婚・出産したら「育児との両立は大変だから、ちょっと小学3年生の仕事やってくれる?」と、下の学年に戻ってしまう。このようにバイアスがかかり、女性は育成されていかないのです。

男女のキャリア形成の違いを、小学校、中学校、高校進学を例に挙げて説明する大内さん。
男女のキャリア形成の違いを、小学校、中学校、高校進学を例に挙げて説明する大内さん。

―― これは悲しいですね。女性は、ずっと黄色の帽子をかぶったままということになります。

大内 こういうケースがあるという事例ですが、上司による優しさの勘違い、配慮という名の無配慮がなされているので、とにかくそこを改善すべきだと思います。