2021年12月10日に開催されたイベント「ジェンダーギャップ会議」。パネルディスカッション「営業と理系 先進企業が挑むダイバーシティ、次の一手」では、エリクソン・ジャパン代表取締役社長のルカ・オルシニさんと、メットライフ生命保険 執行役 専務 チーフリスクオフィサーの泉祥子さんを迎え、女性の採用における課題解決などについて話し合いました。コーディネーターは日経xwoman編集・久保田智美が務めました。

ダイバーシティはイノベーションの母

写真右から、メットライフ生命保険 執行役 専務 チーフリスクオフィサー 泉祥子さん、エリクソン・ジャパン代表取締役社長 ルカ・オルシニさん、日経xwoman編集 久保田智美
写真右から、メットライフ生命保険 執行役 専務 チーフリスクオフィサー 泉祥子さん、エリクソン・ジャパン代表取締役社長 ルカ・オルシニさん、日経xwoman編集 久保田智美

日経xwoman編集 久保田智美(以下、久保田) 「社全体では女性が増えてきたけれど、特定の役職・職種でなかなか女性が増えない」という声をよく耳にします。その代表格が理系の職種や営業職ではないでしょうか。こうした課題に挑み、女性を増やすことに注力している2社にお話を伺っていきます。まずは、エリクソン・ジャパンのルカさん、お願いします。

エリクソン・ジャパン代表取締役社長 ルカ・オルシニさん(以下、ルカ) 皆さん、こんにちは。私はイタリア出身で、初めて日本に来たのが2001年。その後20年間日本で暮らしています。

 エリクソンは、情報通信技術の業界において5Gのリーダーとして活躍するスウェーデンの会社です。世界180以上の国や地域でサービスを提供し、10万人の従業員が世界各国で働いています。従業員の50%は35歳以下というとても若い組織です。

 当社では、D&I(Diversity & Inclusion/多様性と包摂性)は大変重要なテーマだと捉えています。5Gによるイノベーションを異なる国々に提供し、多くの方々と協業・協調をしながら、世界数十億人の「まだ接続できていない人たち」をつなげていく。技術をもって包摂性を実現したいと思っています。

「D&Iは大変重要なテーマだ。多くの人々と協業・協調をしながら、技術をもって包摂性を実現したい」と、ルカさん
「D&Iは大変重要なテーマだ。多くの人々と協業・協調をしながら、技術をもって包摂性を実現したい」と、ルカさん

ルカ ダイバーシティは「イノベーションの母」です。イノベーションによって、持続可能な未来をもたらすことができます。私たちはダイバーシティにおいて一番の企業として認識されたい、そして業界の中でのトレンドをけん引していく先駆者でありたいと思っています。

 ジェンダーダイバーシティにおいては、まず明確な目標として2025年までに女性社員比率25%を達成する。さらには、管理職の男女比率を50:50に変えていきたいと思っています。これは企業にとって大変重要なことだと確信しています。

久保田 「ダイバーシティはイノベーションの母」、心に留めておきたい言葉です。続いて、メットライフ生命保険の取り組みについて、泉さん、教えてください。

2022年5月13日(金)10時~
「ジェンダーギャップ会議」
~経営に求められる多様性と情報開示~

人事院総裁 川本裕子さん、早稲田大学ビジネススクール教授 入山章栄さんによる基調講演のほか、アイスランド首相からの特別メッセージも予定。さらに先進企業から具体的な取り組みや提言を紹介していきます。リアル会場のほかオンラインでも視聴できます。

プログラムと事前登録はこちらから