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日経WEPコンソーシアム・インタビュー

動画/アイスランド首相 賃金格差解消は男女平等の基礎

賃金格差、男性育休…「法律化によって社会の常識が変わっていくのを目の当たりにした」

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気候変動対策でもジェンダーを考慮すべき

 ジェンダーの視点はあらゆる面で重要です。環境においても、です。

 例えば、カーボンフットプリント(製品の生産~消費における二酸化炭素の総排出量)の違いです。統計によると、一般的に男性のほうが女性よりもカーボンフットプリントが多い傾向があります。女性は男性よりも環境に対する関心が高く、また、環境に配慮した製品やグリーン製品を購入する傾向があります。また、カーボンフットプリントを削減するために食生活を改善する傾向もあるといわれています。

 気候変動の社会的側面を考慮する必要があります。気候変動対策において科学や技術はもちろん大切ですが、公正な移行を実現できるよう、社会における現実にも目を向けるべきです。

ジェンダー平等は常に検討されるべき課題だ

 ここまで、アイスランドにおけるジェンダー平等の進展と、そこに至るまでの経緯についてお話ししました。

 しかし、多くの目標を達成したにもかかわらず、完全な男女平等というゴールには到達していないこともお伝えしなければなりません。金融や投資の分野には男性が圧倒的に多い状況です。大企業のトップには女性はわずかしかいません。

 また先ほど申し上げたように、性別による賃金格差は引き続き存在し、ジェンダーに基づく暴力も大きな問題です。このため、ジェンダー平等は常に検討されるべき課題です。ジェンダー平等はすべての政策立案において考慮されるべきです。そうすればいつの日か、すべての人々が利益を享受できる、完全に平等な社会を実現できるでしょう。

 ありがとうございました。

構成/久保田智美(日経xwoman編集部)

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