クオータ制にもさまざまある

 2018年には、日本において、超党派の議員立法で「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」が制定されました。男女の候補者数ができる限り均等になるようにということを目指したものです。この法律をきっかけに女性の候補者や当選者の割合について、世の中の注目が高まっていると思います。

 内閣府ではホームぺージで政治分野における女性の参画に関して見える化して、情報提供しています。

男女共同参画局「政治分野における男女共同参画」⇒ページリンク

 諸外国についても調査を行いましたので、一部紹介します。まず、諸外国で女性議員を増やすための取り組みの一例として、クオータ制があります。クオータ制は性別等を基準に一定の人々や比率を割り当てる制度で、196カ国中118カ国が導入しています。

 クオータ制には、憲法または法律のいずれかで、議席の一定数を女性に割り当てる「議席割当制」、候補者の割合を女性または男女に割り当てる「法的候補者クオータ制」「政党による自発的クオータ制」があります。

 「政党助成金制度」を活用している国もあります。設定した女性比率を超えると助成金を受け取れるタイプ、女性候補者・議員比率や数値目標との差に応じて配分額を決めるタイプ、女性の政治参画を高めるものに対して使途制限をかけるタイプなどが報告されています。