「駄言」を不快に思う人は大勢いる

 5月14日のプレゼンでは、毎年フランス・カンヌで開催される世界の広告祭「カンヌライオンズ」に作品として本プロジェクトを応募した際の動画も紹介。

 また、駄言が生まれる理由や駄言を言わないための心得・行動、駄言を言われた時や言ってしまった時の対処法も説明。

 その後、実際のエピソードを交えながら、本書に掲載されている駄言の一部を紹介。中には「これが駄言?」と思われるようなものも。しかし、言われた側が投稿したエピソードを知ることで、「それがなぜ駄言であるか」が分かり、理解が深まります。

 インタビューで、さまざまな着眼点で話をしてくれた著名人6人のそれぞれの論点も紹介。色々な角度から「駄言」が議論されているところが本書の読みどころです。6人の中には、「私たちは駄言のない世界に向かっている」という明確なメッセージを打ち出す人もいて、本書が目標としている「絶版」への道のりに少し希望も見えました。

『#駄言辞典』6月10日発売予定

 『#駄言辞典』の発売は2021年6月10日(予定)。現在、予約受け付け中。公募で集まったツイートの中には、駄言やエピソードだけでなく、「出版楽しみだな」「今の日本語にはサイコーに必要な企画」といった出版を心待ちにしている投稿も数多く寄せられました。

 なお、駄言やエピソードの投稿サイトは現在も公開中。皆さんが言われた駄言や耳にした駄言を、エピソードとともに、ぜひご投稿ください。ツイッターでも「#駄言辞典」を付けて投稿してください。『#駄言辞典』をコミュニケーションのきっかけにして、皆さんの力で古い固定観念に揺さぶりをかけ、ステレオタイプを覆していきましょう。

『#駄言辞典』サイト

駄言とエピソードの投稿先は⇒コチラ
編集を担当した日経xwoman副編集長・小田舞子が『#駄言辞典』のポイントを解説
編集を担当した日経xwoman副編集長・小田舞子が『#駄言辞典』のポイントを解説

取材・文/福井麻乃(日経xwoman編集部)