公務員採用試験の応募者、女性は4割

 ここで少し、公務の現況についてお話ししたいと思います。 公務は国の骨格をつくる非常に大事な仕事であり、 国民のために優れた行政サービスを届ける仕事ですが、残念ながら全体の応募者は減ってきてしまっている状況です。そのなかで採用試験(春実施)の申込者における女性の割合は今年も40%を超えており、増加していますが、一方で他の業界と同じように、国家公務員の管理職への女性の登用状況を見ると、進んではいるものの、まだまだ道半ばです。

「国家公務員の管理職への女性の登用状況は、進んではいるが、道半ば」(川本さん)。登壇資料から
「国家公務員の管理職への女性の登用状況は、進んではいるが、道半ば」(川本さん)。登壇資料から

 公務というのは、女性に魅力的な点がたくさんあります。身分が保障されており、安心して育児休業などを取得できる。女性の国家公務員の場合、99.6%が育休を取得しています。男性の育休取得率も急速に伸びており、20年度には51.4%が育休を取得しました。世の中をけん引できればと思っています。

「国家公務員の男性育休取得率は民間平均よりも高い」(川本さん)。登壇資料から
「国家公務員の男性育休取得率は民間平均よりも高い」(川本さん)。登壇資料から

 もちろん、女性が働き続けるには、まだまだ大変なこともたくさんあります。長時間労働の是正や、柔軟な働き方に対応した諸制度改革を進め、最近ではハラスメント防止対策や心の健康づくりの推進などにも努めています。