2021年5月14日に行われた、日経ウーマンエンパワーメントプロジェクト「ジェンダーギャップ会議」。プログラムのラスト、「女性が活躍する会社ランキング2021発表!~トップ企業の先進事例を徹底分析~」のイベントリポートをお届けします。

(上)女活上位企業の共通点 コロナ禍でも「推進は止めない」 ←今回はここ
(下)脱・体育会系組織! アクセンチュアの本気改革

右から、アクセンチュア代表取締役社長 江川昌史さん、同社常務執行役員 金融サービス本部 兼 インクルージョン&ダイバーシティ日本統括 堀江章子さん、日経WOMAN編集部 岩井愛佳、日経WOMAN編集長 藤川明日香、日経xwoman 発行人 南浦淳之
右から、アクセンチュア代表取締役社長 江川昌史さん、同社常務執行役員 金融サービス本部 兼 インクルージョン&ダイバーシティ日本統括 堀江章子さん、日経WOMAN編集部 岩井愛佳、日経WOMAN編集長 藤川明日香、日経xwoman 発行人 南浦淳之

4つの基準で採点。調査は今年19回目に

日経xwoman発行人 南浦淳之(以下、南浦) 「女性が活躍する会社BEST100」は日経WOMANが創刊した1988年に開始した「企業の女性活用度調査」がベースになっています。今回19回目を迎えますが、最新ランキングを見ながら日本企業の現状や課題、今後進むべき道について探っていきます。まずは調査概要についてご紹介します。

日経WOMAN編集長 藤川明日香(以下、藤川) 東証1部・2部と名証の上場企業、従業員100人以上の新興市場上場企業および、外資系を含めた有力未上場企業、計4468社が調査の対象になりました。2021年1月1日時点での各社の女性社員活躍の実態と制度整備の水準を38問で質問し、有効回答は522社でした。

女性活用度調査は、管理職登用度、女性活躍推進度、ワークライフバランス度、ダイバーシティ推進度の4つの基準で採点
女性活用度調査は、管理職登用度、女性活躍推進度、ワークライフバランス度、ダイバーシティ推進度の4つの基準で採点

藤川 採点の基準は4つです。「管理職登用度」は、役員や部・課長の女性比率や子どもがいる女性管理職の数を見ています。「女性活躍推進度」では女性社員の活躍推進の取り組みや、経営トップが女性活躍推進にどれだけ積極的かもチェックします。「ワークライフバランス度」は正社員1人当たりの年間総実労働時間、残業削減施策、育児・介護の両立支援制度の内容や利用状況の他、働き方の多様化のための実施施策も見ています。「ダイバーシティ推進度」は社員比率や平均勤続年数に男女差がないか、障がい者雇用率やLGBTQ理解促進の施策があるかなどを確認します。