「脱体育会系」がSNSで拡散され、女性応募が増えた

藤川 業務量の見直しや効率化にも取り組みましたか?

江川 顧客への提案内容を決めるとき、最初に年長者がディスカッションに加わり、方向性を定めてから作業に入るほうが効率的です。一方で、「1回やってごらん」と若手に任せて後からレビューすると、効率は悪いが若手は伸びます。そうしたバランスを見ながら、業務効率を追求しつつ、若手を育成していく体制を築いていきました。

堀江 最初は特定の領域に女性が増えるかと思いましたが、その予想は見事に外れました。効率的な時間の使い方やさまざまな成果の出し方が認められるようになって、弊社の全部門、比較的女性比率が低かったテクノロジーや戦略グループにも、女性リーダーがいるようになりました。また、同じ部門に複数の女性リーダーがいる場合も、同質の人が少なく、ロールモデルが多様化したのも大きな変化です。

南浦 ワークスタイルを見直したことで、新卒採用にも好影響があったそうですね。

江川 予想外でしたが、Project PRIDEを始めた最初の年に、女性の応募者が圧倒的に増えました。SNSで「アクセンチュアが会社を挙げて体育会系カルチャーを脱しようとしている」と拡散されたようで、びっくりするほど女性の応募が増えたんです。以前は男性が多かったのですが、現在は新卒採用では男女比がほぼ半々になりました。