堂々と発言する女性が増え、誰もが活躍できる雰囲気に

岩井 堀江さんがダイバーシティ推進に関わって10年近くになりますが、働く女性の意識は変わりましたか?

堀江 今は女性社員比率が35%ほどになりましたが、10年前は17~18%くらいだったので、さまざまなシーンで女性は遠慮がちに発言していました。女性がプロジェクトチームのリーダーなのに、クライアントは年配の男性がリーダーだと思い込んで、男性に先に名刺を渡そうとしたような時代です。

 当時は「私がリーダーなのに…」と落ち込んでいましたが、今では「私がリーダーです」と堂々と言える人が増えました。リーダーとしての言動についての研修も行っているので、女性も堂々と意見を言うようになりましたし、男女関係なく自然に“個の力”を発揮できる雰囲気になったと思います。

江川 マイノリティーの状態下だと、最初の一言を発するのは勇気がいりますが、そうした状況は改善されていますね。ただし、まだ道半ばで、100点満点中50点というところでしょうか。30歳以上の世代はまだ女性採用が少なかった時代なので、必然的に管理職女性も少ない。まだしばらく時間はかかりますが、この部分を解決して真の平等を目指したいと思っています。

プログラム終了後に、「女性が活躍する会社BEST100」1位のアクセンチュアにトロフィーが贈呈された
プログラム終了後に、「女性が活躍する会社BEST100」1位のアクセンチュアにトロフィーが贈呈された

文/加納美紀 構成/岩井愛佳(日経WOMAN編集)