男性育休はママの産後うつの予防にも
次に、男性育休を取ることで、パートナーにとってどんなメリットがあるかをご紹介します。 出産後のダメージは、交通事故で全治2カ月のダメージに相当するといわれるそうです。通常は安静にすべきところを、子どもを産んだ瞬間から24時間の育児を強いられることになります。ですから、産後はサポーターが必要不可欠です。コロナ禍や核家族の増加によって、里帰りのできない人が増加しています。 そこで頼りになるのが、パートナーであるパパの出番です。
また、産後うつの防止のためにもパパの育休取得が必要です。コロナ禍で出産後の母親の産後うつのリスクは2倍になっている可能性が指摘されています。さらに、乳幼児期の育児に夫婦で関わることで、将来のパートナーシップの土台が作られるということも分かっています。
仕事の代わりはいても、パパの代わりはあなたしかいません。2回の長期間の育休は、私と家族にとってかけがえのない宝物になっています。 皆さんもぜひ思い切って育休を取得して、一度きりの人生を楽しみましょう。
構成/西尾英子