高レベル放射性廃棄物の地層処分を使命とするNUMO(原子力発電環境整備機構)の川島さくらさん。自分たちの世代で取り組むべき課題を周知するために、マスコットキャラクター「グーモ」を使ったインスタグラム投稿を企画した彼女に、仕事に対する思いを聞きました。
かわいいキャラクターの投稿で幅広い世代に伝える

原子力発電環境整備機構(NUMO)
広報部メディア広報グループ
大学卒業後、2021年4月入構。大学の研究室で地層処分についての学びを深めNUMOへ。現在は、担当業務だけでなく、構内のさまざまな広報活動に携わる
「もっと自分の暮らす地球のことを知ってみたい」という思いで、大学では地球科学を専攻した川島さん。大学の授業で原子力発電に伴い発生する高レベル放射性廃棄物の地層処分の技術を学んだことが、NUMOに興味を持つきっかけになりました。
「誰もやり遂げていない事業に取り組む、日本で唯一の組織という点が魅力的でした。また、高レベル放射性廃棄物の処分は、原子力発電の電気を使っている私たちの世代が取り組むべき重要な課題。事業に携わることで社会貢献ができると思ったんです」

現在、入構2年目。広報部メディア広報グループに所属し、最近はインスタグラムの運用に力を入れています。若手女性職員3人でワーキンググループを立ち上げ、22年夏から新シリーズの投稿を開始しました。
「処分事業を進めていくには、多くの方にこの課題を知ってもらうことが大切です。難しいというイメージを持たれやすいので、インスタグラムユーザーに関心を持ってもらうために、NUMOのマスコットキャラクター『グーモ』を公式インスタグラムに活用することを思いつきました」
グーモのぬいぐるみや季節ごとのイベントを盛り込みながら全て手作りの新鮮な投稿は、評判を呼んでいるそうです。
「構内での反応もよく、私たちの意見を取り入れてくれ、やりがいがあります。手作りなので、フォロワーや、いいね!数が増えると本当にうれしいです」

