地域経済の発展のために「ふるさとチョイス」が目指していること
サービス開始から今年でちょうど10年になるふるさとチョイス。2020年には、ふるさとチョイス経由で地域に届けられた寄付金の累計が1兆円に到達しました。そんな、ふるさと納税のリーディングカンパニーであるふるさとチョイスが今目指していることについて、地域ソリューション部の縞谷悠介さんは、次のように話します。
「ふるさと納税という制度を活用して、地域経済循環を実現していくことです。寄付をしてお礼の品をもらうことをゴールにせず、その後の地域と寄付者のつながり方、アフターコミュニケーションに、今後はより一層向き合っていきたい。そのために我々がすべきことは、自治体や寄付者、制度に向き合うことで、チョイススマート確定申告の導入もその1つであると考えています」

ふるさとチョイス事業本部
地域ソリューション部 ICTプロダクトチーム
撮影場所:WeWork Shibuya Scramble Square
さらに和田さんも、今後の展望についてこう続けます。
「ふるさと納税をやる理由、楽しみ方は、人それぞれ、様々あっていいと思っています。自分の故郷や思い入れのある地域に恩返しをしたいという思いで始めるのも1つですし、お礼の品を選ぶ楽しみを動機に始めるのでもいい。理由は何にせよ、自分が行った寄付が、地域のため、誰かのためになっているということを、実感することが重要だと思っています。
そのための取り組みの1つとして行っているのが、自治体や地域の事業者が寄付者に感謝を伝えることをコンセプトに毎年11月に開催している『ふるさとチョイス大感謝祭』。21年はオンライン開催で、84自治体が参加してくださり、自治体から寄付者に感謝の気持ちを伝えていただきました。
こんな風に、寄付者と地域をつないで、寄付者に価値を感じてもらえる体験をもっとつくっていきたい。また、ここで生まれた地域との関係性を次につなげていくサービス領域にも、今後注力していきたいと考えています」
こうしたふるさとチョイスの想いは、実はサイトづくりにも込められています。例えば、お礼の品を選ぶ際に、「カートに入れる」ボタンをクリックするサイトが多いなか、ふるさとチョイスでクリックするボタンには、買い物ではないので「寄付する」という表記に。さらに、そのボタンをクリックすると、まず「ありがとうございます」という言葉が現れます。選んだ寄付の、自治体での使い道も必ず、寄付者が選べるようにしているそうです。
「こんなところにも注目して、楽しみながら地域を応援していただけたらうれしいです」と、和田さんは話してくれました。
ふるさと納税の確定申告がラクになれば、お礼の品や体験の楽しみが広がります。寄付をした地域とつながることでその地域の新しい魅力を発見することも。ふるさと納税の確定申告をもっとラクに申請したい人や、自治体職員の負担を少しでも減らしたいと思っている人は、これを機会に「チョイススマート確定申告」を試してみては?
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取材・文/鈴木友紀 写真/木村和敬