東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の発言が物議を醸しています。さまざまな分野で活躍する360人の日経xwomanアンバサダーは、一連の発言をどう捉えたのでしょうか。その中から一部をご紹介します。

 2021年2月3日、日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会の場で、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長は「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。国内外のメディアが「女性を蔑視する発言」として報道し、批判の声が広がりました。

 森会長は「私どもの組織委員会にも、女性は7人くらいおられますが、みんなわきまえておられます」とも発言し、Twitter上では、これに反発するツイートが「#わきまえない女」というハッシュタグを付けて、次々に発信されています。

 翌4日に森会長は「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現で深く反省している。撤回しおわびしたい」と謝罪したものの、辞任を求める声は強くなるばかりです。

日本オリンピック委員会での不適切発言の翌日、2月4日の会見で森喜朗会長は「撤回しおわびしたい」と謝罪したが……

 日経xwomanアンバサダーは、一連の発言をどう捉えたのでしょうか。日経xwoman Terraceのアンバサダーブログに寄せられた声を集めました。

 「女性は競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです」

 こちらの発言。もちろん、男性と同じように競争意識はあると思いますが、根本が違うのかと。「誰かが発言をしているから発言をしよう」ということではなく、物事にきちんと向き合い、より良いものにしていきたいから発言をするのではないのでしょうか。

 そういった細かい部分の配慮や考え方が女性の特徴であり、評価をされ、日本における女性リーダーの育成が促進されているのではないかと思っています。

流石聡子さん(SBヒューマンキャピタル マーケティング本部本部長)