健康のために運動をしなければいけないと思っていても、なかなか継続するのは難しいもの。そこで今回、日経xwomanアンバサダーの宮崎雅子さん、伊藤由香里さん、加藤晶子さん、高木つぐ美さんの4人で座談会を実施。「運動する時間がない」「辛いことをするのが面倒」という本音が飛び出しました。

そんな運動をしたいのに続けられない人を支援するのが、パナソニックの新規事業創出プラットフォーム「Game Changer Catapult (ゲームチェンジャー・カタパルト)」が開発中の「イツノマニ」。日常生活の中にシームレスに運動を取り込むデジタルヘルスケア・サービスです。座談会には、イツノマニの開発者であるパナソニック サイクルテックの栗原博志さんと米田大輝さんも参加。座談会後半では、実際にアンバサダーが「イツノマニ」のサービスを体験し、「これなら続けられそう!」との声が。頑張らないで運動が続くコツを探りました(取材・撮影日2023年2月4日)。

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加齢とともに疲れやすく、リモートワークで運動不足に

――まずは皆さんのプロフィールを教えてください。

宮崎雅子さん(以下、敬称略) 内閣府認証NPO法人の代表理事を務めていて、育児支援や子育て教室を開催しています。他にも、チアスクールを創設し、チアリーディングのインストラクターとしても活動しています。子どもは中学3年生、中学1年生、小学5年生です。

4年前、夫から電動アシスト自転車をプレゼントされた宮崎雅子さん。健康のことを考え、車移動する代わりに電動アシスト自転車に乗ることもあるそう
4年前、夫から電動アシスト自転車をプレゼントされた宮崎雅子さん。健康のことを考え、車移動する代わりに電動アシスト自転車に乗ることもあるそう

伊藤由香里さん(以下、敬称略) 薬剤師の仕事をしながら、キャリアコンサルタントとして研修を行ったり、大学の非常勤講師では学生向けのキャリア講座を担当したりしています。子どもは中学2年生、小学5年生です。

出産前はスキーやゴルフスクールに通っていた伊藤由香里さん。車社会の地方から東京に引っ越ししたタイミングで電動アシスト自転車デビューをした
出産前はスキーやゴルフスクールに通っていた伊藤由香里さん。車社会の地方から東京に引っ越ししたタイミングで電動アシスト自転車デビューをした

加藤晶子さん(以下、敬称略) キャリアコンサルタントとして企業の研修講師をしたり、個人の方の転職や副業の相談を受けたりしています。子どもは小学3年生と0歳です。

子どもの保育園の送り迎えで電動アシスト自転車をフル活用中の加藤晶子さん。0歳児育児の真っ只中のため、自分のための時間をなかなか作れないことが悩み
子どもの保育園の送り迎えで電動アシスト自転車をフル活用中の加藤晶子さん。0歳児育児の真っ只中のため、自分のための時間をなかなか作れないことが悩み

高木つぐ美さん(以下、敬称略) 女性向けの商品サービス販売専門のマーケティング会社を経営しています。夫と2人暮らしです。

夫婦で車は持たないと決めている高木つぐ美さん。交通手段として電動アシスト自転車を活用し、気分転換にサイクリングをすることもあるそう
夫婦で車は持たないと決めている高木つぐ美さん。交通手段として電動アシスト自転車を活用し、気分転換にサイクリングをすることもあるそう

――日ごろ、健康不安を感じていますか?

宮崎 週に1、2回、チアリーディングのインストラクターとして身体は動かしているものの、加齢とともに体にガタがきているなと感じます。最近体重が増えてきて、体脂肪も気になり始めました。

伊藤 私も40代になってから、疲れを感じるようになりました。登山が好きで家族と一緒に山に登っているときも、私だけものすごく心配されるんです(笑)。運動不足のせいか、足もよくつるようになりました。

加藤 私は昨年4月に第2子を8歳差で産んだんです。加齢と日ごろの運動不足のせいか、第1子のときよりも育児のしんどさが増していて…。抱っこするのも、保育園の送り迎えも、こんなに育児って大変だったかなと(笑)。産後の戻りも遅いなと感じています。コロナ禍でリモートワークになってしまい、保育園の送り迎え以外は外に出ない日が多いですね。

高木 リモートワークの弊害も大きいですよね。私も基本的に外に出なくなってしまい、3日間家から一歩も出なかったことも…。日光にあたっていないせいか、血液検査をしたときにカルシウム不足を指摘されました。健康のためになるべく歩くようにしているもののすぐに疲れてしまい、体力のなさを実感しています。足腰だけでも鍛えておかないと、という危機感は持っていますね。