子育て世代の政界進出を後押しする手厚いサポート
── 日本維新の会のどんなところに共感されたのでしょう。
竹内 1つは、「身を切る改革」を実践しながら徹底した行政改革を目指しているところです。「政治はお金で動くんじゃない」「お金がなくても政治家を目指せるんだ」と気づくきっかけになりました。また、硬直した今の政治や社会を変えたいという日本維新の会の姿勢は、私自身の思いとも重なります。政治家を志すなら、もっとも挑戦し甲斐のある政党だと考えています。
土方 私は、子育て支援に力を入れている部分に共感しました。これまでも生活者の視点を取り入れ、教育無償化や少子化対策に向き合っている政党だからこそ応援してきたし、ここでなら自分にもできることがあると信じています。
藤田 私たちは本気で日本を改革したいと思っているので、そこに共鳴してくれる仲間が増えるのは本当にうれしいこと。問題意識を持って社会を変えたいという一人ひとりの強い意志は、必ず政治を動かすパワーとなります。

── 党からはどのようなサポートがありましたか。
竹内 活動をするにあたって一番の不安は、子どものことでした。活動中はどうしても子どもを預けなければなりません。ベビーシッターや一時保育を利用するにしても、お金がかかります。その点、日本維新の会にはこうした保育にかかわる費用の一部を負担してくれる制度があるので、とても助かっています。
藤田 これは、女性や現役世代の政界進出をサポートするために22年から開始した、日本維新の会独自の制度です。選挙前後の3カ月間で上限40万円まで、子育て中の候補者なら男女に関係なく誰でも申請でき、前回の参議院選挙でも非常に好評でした。
土方 もちろん、私も申請させていただきました。驚いたのは、申し込みのメールを送ったその日に振り込まれたこと。事前に立て替える必要がないのはありがたいですね。
竹内 こういうきめ細やかな制度設計もうれしいですし、堀場さんのように子育てしながら活躍されている先輩議員も身近にいらっしゃるので、理解もあり相談もしやすい。ママ候補者にとっては、本当に恵まれた環境です。
── お子さんたちは、頑張るママをどうご覧になっていますか。
土方 もう毎日応援してくれています。家でビラを折っていると一緒にやりたがるし、ときどき私のマネをして演説を披露してくれることも(笑)。
竹内 私はYouTubeで毎日活動報告しているんですが、子どもたちもそれを楽しみにしています。また、幼稚園バスの中から私のポスターを見つけると、「あ、ママや!」ってお友だちと一緒に喜んでくれて。この子たちのためにも頑張らなきゃって思いますね。