入社6年目で主任に昇格。複数のプロジェクトを同時に管理

スマートライフソリューション事業部
通信サービス本部 第4部 第2グループ 技師
和田楓由希さんは、16年に新卒で入社。東京本社勤務で、現在に至るまでスマートライフソリューション事業部に所属しています。最初の3年間は、企業のイントラサイトや、申請システムのワークフローを開発。銀行、医療メーカー、広告会社など、さまざまな業界・業種を担当しました。その後、19年にチームリーダーにアサインされ、一開発者からチームの進捗を管理する立場になりました。この頃から、顧客企業の研修やセミナー講師業務にも従事するようになり、22年にはプロジェクトリーダー(主任)に昇格。担当するプロジェクトの規模が大きくなり、より多くの案件を同時に進行させるなど、管理対象や業務の幅が拡大しました。
着々とキャリアアップを果たしてきた和田さんですが、悩みを抱えた時期もあったそうです。「チームリーダーになった当初は、年齢や業務経歴が自分より上の方々に作業指示を出すことに気が引けてしまい、プロジェクトが思うように進まないことがありました。やがて、指示ではなく依頼という意識で物事を伝える工夫をすることで、チーム全体をうまく回せるようになりました」
また、現在の立場になってからは、顧客と接する機会が増えることによって、学んだことがあると言います。「同じシステムでも、人によって使いやすかったり使いにくかったり、感じ方や反応はさまざまです。お客さまからマイナスの意見をいただいたときも、まずその意見にしっかりと向き合い、共感してから、お客さまの目線(システムに不慣れな業務部門の方なのか、システムの内部処理が気になるシステム部門の方なのか)に合わせた用語や例を用いて分かりやすく説明することで、お客さまに納得していただくことが大切だということが分かりました。システム的な処理や操作の効率性など、開発目線での“正しさ”もありますが、それ以上に相手の立場や価値観を考慮することが重要だと気付くことができました」