4月は、セルフプロデュースを見直す絶好のタイミング。どのようなキャリアを目指し、どう振る舞い、どう見せるのかを考える際の最重要キーの1つが「装い」です。新年度、ギアチェンジできるファッションとは? フリーアナウンサーとして活躍する内田敦子さんが見いだしたポイントをうかがいながら、indexのアイテムを軸に、「高好感度×高機能×高コスパ」がかなうハイパフォーマンススタイルを紹介します。
4000円台前半の上質きちんと見えブラウス
新生活を迎える人も多いこの時期、社内外で新たに出会う方々に挨拶する機会も少なくありません。そんな日には、どのくらいかしこまるべきか悩むこともあるのではないでしょうか。
内田敦子さんが仕事服選びで重視しているのは、やはりTPOを外さない気配り。現在、出演している朝の生放送番組では、「視聴者(出会う方)の年齢が幅広いため、トレンド感や個性が強すぎる服は避けるようにしている」と言います。
「新人アナウンサーのときに、“相手の方に嫌な気持ちや違和感を与えない服選びや行動を、第一に心掛けるべき”と教えてもらいました。以来、テレビ番組やイベントでは、誰にでも受け入れられやすいベーシックな装いを基本にしています」
キャリアを重ねてきた内田さんが、最近活用しているのは上質感のあるブラウス。「素材や質感が上等なものを選ぶことできちんと感が増します。同時に、シャツではなくブラウスを選ぶことで優しい印象や親近感も与えられる」ことがその理由です。
今回、着用したindexのスキッパーブラウスは、シャープさのあるストライプですが、胸元のボタンは今シーズン注目のパールを使い、ボリューム袖でもやわらかな印象をプラスした1枚。ジャケットを脱いだ瞬間に、静かな華やぎも演出できます。
洗濯機で洗える上に、ハンガー干しすればアイロンいらずというイージーケアも、忙しい私たちにはうれしいポイントです。
「深すぎないVネックで、顔がスッキリ見えますね。やわらかな生地でボトムにインしやすく、パンツにもスカートにも合わせやすい万能アイテム。お手入れが簡単という点でも、出番が多くなりそうです」
家で手洗いOKの、マルチユースジャケット
春から初夏までは、日々気温の変化が激しいもの。この時期に、内田さんの愛用するジャケットは、ノーカラーのもの。「軽い素材のものを選べば手持ちもラク。でも羽織れば、カーディガンにはないビジネス感が演出できて便利」なのだそうです。
「インタビューをする場合は、お会いする方の年齢やお仕事内容によって自分の装いも変えるようにしています。例えば、10代のアイドルでしたら、カジュアルな服の方が相手もリラックスでき、話を引き出しやすい雰囲気がつくれます」と内田さん。
「一方、ベテランの俳優やアーティストの場合は、映画や曲作りなど、重厚な話をうかがうことが多いので、きちんと感を出したい。ただ、カッチリしたスーツだと相手の方も身構えてしまい、心を存分には開いてくれないことも。そんなときにも、ノーカラージャケットは、ほどよく改まったたたずまいに仕上げてくれます」
indexのノーカラージャケットは、麻調の一重仕立てなのでカーディガン感覚で羽織れる上に、春から秋まで3シーズン着回しが可能です。ウエストが少し高めにデザインされているので、スタイルアップ効果も期待できます。
しかも、シワになりにくい素材のため、脱ぎ着を繰り返しても、きちんと見えをキープ。毛玉にもなりにくく、ショルダーバッグも気兼ねなく肩にかけられます。
「私は、ジャケットを着ると肩が凝りがちなのですが、これはストレッチがきいているのでストレスフリーですね。デスクワークするときなどには腕まくりもしやすいですし、シワにもならない。おまけに、ジャケットなのに手洗いできて、ノーアイロンで着られるんですね。これも大きな魅力です」