女性リーダーの様々な課題を解決するための「WLC」、日韓でスタート

―― 次に、乙黒慧さんに伺います。最初に現在の役割とこれまでの経歴を教えてください。

乙黒 慧さん(以下、敬称略) 技術・イノベーション・サプライチェーン本部テクニカルオペレーション&コマーシャリゼーション部門のリードをしています。

 テクニカルオペレーション&コマーシャリゼーション部門は日本と韓国のプロダクト、パッケージ、販売機器についてコマーシャリゼーション(量産化)を担当しています。R&D、マーケティング、ファイナンス、コマーシャルなどいろんな部署と一緒になり、製品を製造・販売を行うボトリング会社とも共同してプロジェクトを進めています。

 大学卒業後、新卒で入社して23年たちますが、一貫してテクニカル部門にいます。その中で品質・労働安全衛生・環境や学術調査、コマーシャリゼーションなどを経験しました。

 日本コカ・コーラは毎年150ぐらいの新製品を出していますが、商品として売れるかどうか、製造設備のキャパシティーは足りるかどうかなど総合的に判断し、経営陣を含めて話し合って意思決定する重要な会議があります。その会議のファシリテーションをするプロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)なども過去に経験しました。

―― 「ウーマンズ リーダーシップカウンシル(WLC)」に参画されていると聞きました。これを設立した経緯や目的、どんな活動を行っているか、教えてください。

乙黒 21年にグローバルで組織再編があり、日本と韓国が一緒になり「ジャパン&コリアオペレーティングユニット」になりました。韓国では10年前からWLCの活動を行っていおり、実績を出していたものですが日・韓で新たにスタートしたのは今年初めからです。

 目的は女性リーダーの様々な課題を自分たちで解決し、健全な成長を自ら実現するためにつくられたグループです。メンバーは今9人で韓国が3人、日本が6人です。

パトリック WLCは女性社員によってつくられたものです。ですから、日本コカ・コーラ代表のホルヘ・ガルドゥニョや人事本部の私がつくるように言ったものではありません。WLCの代表を務める韓国のジェネラルマネジャーが、乙黒さんならいろんな影響を及ぼしてくれるだろうということで乙黒さんを推薦しました。

乙黒 これから様々な活動を通じて組織として発展していきたいし、ビジネスの成長にも貢献できたらいいと思っています。

 最初は女性社員へのインタビューを実施したいと考え、今そのデザインをしているところです。インタビューを行ってニーズを把握し、ニーズに合った具体的な活動を計画していきたいと考えています。

 グローバルで「Coca-Cola Women In STEM(CWIS)」という、いわゆる“リケジョ(理系女子)”のコミュニティがあって、オペレーティングユニットの窓口もしています。このグローバルのコミュニティ活動とローカルのWLC活動をうまくリンクしていきたいと思っています。

「ウーマンズ リーダーシップカウンシル(WLC)は女性リーダーの様々な課題を自分たちで解決し、健全な成長を自ら実現するためにつくられたグループです。メンバーは今9人で韓国が3人、日本が6人です」
「ウーマンズ リーダーシップカウンシル(WLC)は女性リーダーの様々な課題を自分たちで解決し、健全な成長を自ら実現するためにつくられたグループです。メンバーは今9人で韓国が3人、日本が6人です」