今日の買い物が「こども食堂」と「地域の活性化」支援につながる取り組み

 佐藤さんも話していたように、親子でSDGsを実践しやすいのは、子ども自身が主体的に楽しく取り組めて、行動と結果が見えやすく、かつ身近な内容のもの。そんな条件をしっかりと満たし注目されているのが、食品メーカーの(株)明治による取り組みです。

 これは、明治の対象商品の売り上げの一部を活用して、全国各地の「こども食堂」に「食育かるた」を寄贈し、地域コミュニティーの活性化を目指すというもの。この「食育かるた」は、食の重要性や正しい食習慣を楽しみながら学べる明治のオリジナルです。

 この取り組みに賛同しているスーパーなどで該当商品を購入するだけで、地域のこども食堂支援につながるという取り組みに、佐藤さんも興味津々。「買い物をするだけで支援に参加できるという手軽さはすごくありがたいですね。忙しい毎日でも、SDGsへのモチベーションをより高めてくれるいい機会になりそうです」

毎日の行動が地元の貢献につながることを実感

 明治は今回、むすびえを通じてこども食堂を支援します。こども食堂は、子どもが1人でも行ける無料または低価格の食堂ですが、子ども専用でも、生活困窮者のための食堂というわけでもありません。こども食堂は、0歳でも100歳でも誰でも気軽に立ち寄って、誰かとごはんを食べながら交流できる「地域の多世代交流拠点」です。

多くの人々が集うこども食堂(写真はイメージ)
多くの人々が集うこども食堂(写真はイメージ)

 「誰でも利用できることは全く知りませんでした。コロナ禍もあり、地域のお付き合いが少なくなっている今、子どもが自然に多様性を学べる場としても期待されているのですね。わが家のすぐ近くにも見つけましたので、さっそく息子と遊びに行ってみます」と佐藤さん。

 「食育かるた」の取り組みは、このこども食堂の活動をより活性化するためにスタートしました。支援につながる対象商品は、明治プロビオヨーグルトR-1など「明治プロビオヨーグルト」3ブランドの各種商品。7月末までの売り上げの一部が「食育かるた」の制作と配布に充てられます。

 1916年の創業以来、「栄養報国」を掲げ、生活者ひとり一人の健康課題に役立つ商品を提供してきた明治。こども食堂の取り組みは、「毎日の1本」を健康に、そしてさらに、地域コミュニティーの活性化に役立ててほしいという思いが結実したものといえそうです。

今回の取り組みの対象商品一例。「明治プロビオヨーグルト」シリーズの「明治プロビオヨーグルトLG21」「明治プロビオヨーグルトR-1」「明治プロビオヨーグルトPA-3」
今回の取り組みの対象商品一例。「明治プロビオヨーグルト」シリーズの「明治プロビオヨーグルトLG21」「明治プロビオヨーグルトR-1」「明治プロビオヨーグルトPA-3」

 「話し聞かせるだけですと、子どもには理解が難しいことは多いものです。でも一緒に買い物して、家でおいしく食べたり飲んだりすることで、地元のこども食堂に笑顔が増え、そのうえ自分たちもそこに行けば新しい仲間と仲良く食事ができて一緒に遊べるという流れは、子どもにとって素晴らしい体験になりますよね」と佐藤さん。

 まずは親子で買い物へ出かけて、商品を手に取ってみるところから、無理なくSDGsアクションを始めてみてはいかがでしょうか。

文/古屋江美子 構成/横濱啓子(remix inc)

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