サステナビリティ経営が企業に求められる時代

 大豆は高たんぱくで、イソフラボンなどの機能性成分や栄養が豊富な食材として知られ、日本の大豆ブームは長い間、消費者の健康志向に支えられてきた。

 そこに環境面からの世界トレンドが加わり、「環境志向」という新たな潮流が生まれている。

 実際、日本で大豆ミートが使われ始めた1960年代当時、大豆は高価な肉の代替品としてコストダウン目的で使われる「裏方」だったが、いまは企業が積極的に大豆を原料に使用していることを発信するなど、大豆が「主役」に変身している。

 「変化の背景には、投資家や取引先企業への説明責任がある」と夫馬さん。「積極的にサステナビリティ経営を実践し、安定「変化の背景には、投資家や取引先企業への説明責任がある」と夫馬さん。「積極的にサステナビリティ経営を実践し、安定的な原料調達を実現していることが、ESG投資(※2)において、投資家から評価を受けるうえで重要な指標となっている」。

※2:企業の財務状況だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のこと
米国オハイオ州にあるSSAP認証大豆畑。2000エーカー(東京ドーム約173個分)を超える大豆畑も少なくない
米国オハイオ州にあるSSAP認証大豆畑。2000エーカー(東京ドーム約173個分)を超える大豆畑も少なくない