多様な意見をぶつけ合ってこそエネルギーが生まれる

――女性社員の働きやすさを追求するにはどうしたらよいでしょうか。

ステファニー フレキシブルな働き方を推進することが大切です。すでにフレックスタイム、在宅勤務、サテライトオフィスなどの制度・環境を構築していますが、常時コネクティビティを確保した、さらに柔軟に仕事ができる状況をつくり出すことが重要です。

 そのためには、在宅勤務を選択することで不利益が生じないよう、きめ細かい配慮が必要です。よりアウトプット重視の企業文化の醸成が大切になります。

――D&Iを中核にすえるという他社との違いがお話にありましたが、なぜ他社と違うのでしょうか。

佐谷戸 「企業文化は戦略に勝る」という話をしましたが、戦略というのはそんなに長続きするものではありません。いくら良い戦略を考えても、しばらくすると古びてしまいます。しかし、良い戦略をつくり出していけるような文化があれば、新しい優れた戦略はどんどん出てくるわけです。

 日興アセットマネジメントはお客様やお取引先からイノベーティブな会社という評価をいただいてますが、その源泉は多様な価値観やバックグランドを持った人たちが意見をぶつけ合っていることにあります。そこからエネルギーが生まれ、さらに革新的なアイデアが出てくる。私がこの会社の経営を担うようになってから一番感じたのはそのことでした。そうした社員の姿を目の当たりにして、D&Iを私たちの企業文化の中核に据えていくべきだと考えるようになったのです。

文/長坂邦宏、写真/木村輝

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