世界156カ国にネットワークを持つ世界最大級のプロフェッショナルサービスファームであるPwC Japanグループは、社員が柔軟で多様な働き方を実現しながら、ベストなパフォーマンスを発揮できる環境を整えています。異業種からPwCあらた有限責任監査法人(以下、PwCあらた)に転職し、女性管理職として働く植村友香子さんに、PwCならではの企業風土や制度を活用し、実現している働き方やキャリアについて聞きました。

財務の重要性を実感し、働きながら米国公認会計士を取得

<b>植村友香子</b>(うえむら・ゆかこ)<br> PwCあらた有限責任監査法人<br> 財務報告アドバイザリー部 ディレクター <br> 新卒で外資系IT企業に入社後、USCPA(米国公認会計士)を取得。その後PwCあらたに転職し、現在はトレジャリーマネジメント(財務・資金管理)のアドバイザリー業務に従事
植村友香子(うえむら・ゆかこ)
PwCあらた有限責任監査法人
財務報告アドバイザリー部 ディレクター 
新卒で外資系IT企業に入社後、USCPA(米国公認会計士)を取得。その後PwCあらたに転職し、現在はトレジャリーマネジメント(財務・資金管理)のアドバイザリー業務に従事

── 外資系IT企業から監査法人への転職というのは異色のキャリアですね。どのようなきっかけがあったのですか?

植村友香子さん(以下、植村) 新卒で入社した外資系IT企業でシステム開発を1年経験後、事業企画部門に異動し、ファイナンスやリーガルチームとの関わりが増えました。「ビジネスを的確に把握するには会計や法務などの専門知識が必須だ」と感じていた時、USCPA(米国公認会計士)であれば仕事をしながら取得できそうということを知り、挑戦してみることにしました。

実際にスクールでアメリカの会計や法律、税法を学んでみると、「この法律があるから、ここまで細かいチェックが必要なんだ」「この部分に抵触する可能性があるから本社が神経質になるのか」といったことが分かり、どんどん仕事が面白くなってきました。仕事と勉強の両立を1年半ほど続け、USCPA試験の科目合格後に、せっかくなら世界的な会計事務所で仕事をしてみようと考え、PwCあらたに転職しました。

── 入社当初はどんな仕事を任されましたか。

植村 2006年に入社し、5年間ほど日本の金融機関に対するアドバイザリー業務を担当しました。アドバイザリー業務は、クライアントが直面する課題について、専門知識を持つプロフェッショナルとして解決を支援する仕事です。

私が担当していたのは、米国での上場のため、日本基準の財務諸表からIFRS(国際会計基準)の財務諸表を作成するプロジェクトで、複雑な論点の検討や手順が必要な長いプロジェクトでした。当時はIFRS導入企業が少なかったのでプレッシャーも強く、顧客と密なコミュニケーションを取りながら海外のPwCメンバーと一丸となってプロジェクトをやり遂げました。この時のクライアントやPwCの海外メンバーとは今も連絡を取っており、濃密な時期を一緒に乗り越えたからこその強い絆ができたのだと感じています。