会社員とアスリート、2つの立場から地域社会に貢献

<b>田中泉樹</b>(たなか・いずき)さん<br> ベンディングエリア営業本部<br> 中四国地区統括部 ベンディング広島支店
田中泉樹(たなか・いずき)さん
ベンディングエリア営業本部
中四国地区統括部 ベンディング広島支店

 コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、広島を活動拠点とする「コカ・コーラレッドスパークス ホッケー部(女子)」を運営しています。所属する選手たちは、社員として働きながら国内外の大会で活躍。チームの副キャプテンを務める田中泉樹さんも、その一人です。

 ホッケーの盛んな岩手県岩手町に生まれた田中さんがこの道に入ったのは、中学1年生の時。U-16、U-18 の各年代で日本代表に選ばれ、高校2年時には日本代表「さくらジャパン」に初招集。ロンドン五輪で全6試合に出場し、日本チームの活躍に貢献しました。

「レッドスパークスには、様々な個性を持つメンバーが活躍しています。副キャプテンとして、チーム全体を俯瞰し、異なる個性をまとめるサポート役をしています。そうしたホッケー部でのダイバーシティが、普段の業務において自分の役割を考え適切に対応する力として役立っています」と田中さん
「レッドスパークスには、様々な個性を持つメンバーが活躍しています。副キャプテンとして、チーム全体を俯瞰し、異なる個性をまとめるサポート役をしています。そうしたホッケー部でのダイバーシティが、普段の業務において自分の役割を考え適切に対応する力として役立っています」と田中さん

 そんな田中さんが、コカ・コーラ ボトラーズジャパンに入社したのは、2017年。ホッケー界では珍しい移籍という形でレッドスパークスへ入部します。「強豪チームであり、練習環境も整ったレッドスパークスは、上を目指していくために非常に魅力的でした。実際に転職してみると、”練習も業務のうち”という社風が根付いていることが分かりました」

 田中さんが勤務するのは、ベンディング広島支店。週3日は、営業マネージャーと自動販売機の新規設置先への営業や既存取引先への提案などを行い、14時には業務を終えてグラウンドに向かいます。内勤となる残り2日の業務時間は12時まで。その後は定時まですべて練習に充てています。「業務時間の中に練習時間が確保されていて、同僚や上司もホッケー部の活動を応援してくれているため、気持ちよく練習に専念できます」

「ホッケーも業務も、コミュニケーションが大事。いつも相手を思いやる気持ちを忘れずに活動していきたい」と、大切にしていることを話してくれました
「ホッケーも業務も、コミュニケーションが大事。いつも相手を思いやる気持ちを忘れずに活動していきたい」と、大切にしていることを話してくれました

 営業所からグラウンドまでは、バスで1時間。移動中に会社員からアスリートへと気持ちを切り換え、練習に励みます。

「地域への社会貢献も、ホッケー部の重要な役割。コロナ禍前は地域イベントへの参加をはじめ、競技者や市民に向けたホッケー指導や体験教室などを年数回行っていました。時には、お取引先から教室開催のご提案をいただくことも。ホッケーの話から自動販売機の新規設置のお話に進展するなど、選手ならではの強みが業務に活かされるケースもあります」

 地域のお客様と絆を深め合えるこの仕事のやりがいは大きく、選手引退後も人と接する仕事をしたいという希望も。「レッドスパークスの選手たちは正社員雇用なので、引退後も会社で働き続けることができます。こうした安心感も、チームの原動力になっているのだと思います」

 多様なキャリアや働き方の選択肢があり、そのすべてが尊重されるコカ・コーラ ボトラーズジャパン。目指すダイバーシティ&インクルージョンの成果は、いきいきと輝く様子から伝わってきました。

■お問い合わせ:コカ・コーラ ボトラーズジャパン

取材・文/森祥子 写真/大槻純一