クラウドファンディングでコロナ対策に貢献

受賞者 米良はるかさん(33歳) READYFOR 代表取締役CEO

 多数の個人から、プロジェクト達成のための資金を集める仕組み「クラウドファンディング(CF)」。READYFORは国内初のCFプラットフォームであり、「寄付型」と呼ばれる、社会貢献要素の強いタイプのプロジェクトでは国内をリードする存在。同社は今年、「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」を感染拡大初期の4月3日に開設して約10億円を集め、コロナとの戦いに貢献。他にも逆風にさらされた旅行・飲食・イベントなどの業界を中心に多数のプロジェクトを成立させ、各企業が存続のためのお金を集められる仕組みを主導した。

妊婦のオンライン検診システムを開発、地方から世界市場を攻める

受賞者 尾形優子さん メロディ・インターナショナル CEO

 胎児の心拍や陣痛を計測できるモバイル型遠隔胎児モニターを香川大学と共同開発。この機器を使えば、妊婦が自身で計測したデータをスマホで送信し、医師が遠隔診断を行える。産科不足の地域でも安心して周産期を過ごすことを可能にした。国内に先駆け海外に進出。タイ・チェンマイの全公立病院で導入され、ブータンでも政府が導入を決定。遠隔診療に慎重だった国内では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ニーズが急拡大。全国の大学病院などで実証実験が進んでいる。

「第5の人生」で個人間レンタルを起業し成功!

受賞者 村本理恵子さん(65歳) ピーステックラボ 代表取締役社長

 個人と個人が、匿名かつ有料でモノを貸し借りできるプラットフォーム「Alice.Style(アリススタイル)」を2016年に設立。今年、コロナ禍でニーズをつかんで急成長を果たした。なお16年の起業時、村本さんは既に61歳。今まで、調査会社→大学教員→ネットベンチャー経営→映像会社と、おおむね10年ごとに異なるキャリアを渡り歩いてきた彼女にとって、この起業は「第5の人生」。人生100年時代、長寿と付き合う女性たちに、一つのロールモデルを提示した。