女性起業家にロールモデルは必要か?

「ボールド カンバセーション」では、日本経済新聞・編集委員の中村奈都子さんがファシリテーターを務めました
「ボールド カンバセーション」では、日本経済新聞・編集委員の中村奈都子さんがファシリテーターを務めました

 今回は、アワード初の試みとして「ボールド カンバセーション」を開催。ボールド ウーマン アワードを受賞した小林さんのほか、ファイナリストとして選出された4人が参加してトークセッションを展開しました。記念すべき第1回目のテーマは「女性起業家にロールモデルは必要か」。実は、今回のヴーヴ・クリコ インターナショナル バロメーター(女性起業家精神の国際的指標)でも、起業をしている女性の88%が「ロールモデルが必要だ」と考えているといいます。

 「私は父の事業を継いでいます。廃棄物処理という男性にしかできないと思われていた職場環境に入って、価値観をどう変えていくか。これは私の中では大きな挑戦でした。起業ではなく事業を継ぐ場合にも新しい価値を生み出せる可能性があるということを皆さんに気づいてもらえたら嬉しい」。こう話すのは石坂産業の石坂典子さん。

 林さんは「みんなが素敵なロールモデルなんだなと思います。大きなことをやる人も小さなことをやる人も、与えられた領域の中でワクワクすることをやる。改めて、本アワードの『ボールド』というのは、私たち一人ひとりがそういう大胆さを持つことであると思います」と話しました。

 GHIBLI代表取締役の坪内知佳さんは、ロールモデルはいないとしつつも、「子育てや事業で筋肉質になって鍛えられていく。BWAファイナリストの先輩経営者の皆さんは、きっとこの延長にいらっしゃるんじゃないかなと思っています」と発言。

 インフォステラの倉原直美さんは「完璧な人というのはいないけれど、この分野やこのやり方ではこの人がすごいなとか、いろんな人から学んでやってきた気がします」と語ります。「例えば同じ女性の起業家ですと、この人も苦労してやってきたんだなと共感し、すごく励まされることがあります。ロールモデルというのは特定の一人を指すのではなく、いろんな人を見ながら目指す最終形を自分で組み立てていくものなのだなと思います」

 視聴者からの「ビジネスとプライベートの両立は?」という質問に、小林さんが次のように回答するシーンもありました。「私は、夜6時以降は家族との時間と決め、夜9時くらいには寝ています。早朝4時から仕事をする超朝型に切り替えたら驚くほど効率がよくなりましたし、朝の2〜3時間で終わらないと分かった仕事は相互にシェアして全体のパフォーマンスを維持するようになりました。最近は、組織のスタッフそれぞれが『私はこのワークスタイルでやります』と言い出しやすい雰囲気も生まれ、オンとオフをコントロールしやすくなってきました」と回答してくれました。

 初の試み、ボールド カンバセーションは、女性が働く上で自分の中にあるリーダーシップ像を再発見でき、情熱と勇気がもらえる内容でした。今後も継続開催されることが決定しています。すでに女性起業家として活躍している方々はもちろん、起業をめざしている女性もぜひ参加してみては?

■ヴーヴ・クリコ ボールド ウーマン アワードの詳細はこちら

■6名のファイナリストについては、日経電子版広告特集「ボールド ウーマン アワード特設サイト」で。詳しくはこちら

取材・文/高村涼子 写真提供/Veuve Clicquot