「3日もお通じがないのは当たり前」「やっと出てもウサギのようなコロコロとした状態で……」。悩みを抱えていても、人に言いにくい「便秘事情」。ましてや他の方の様子はなかなか聞く機会もないもの。そこで今回、日経xwomanアンバサダーの大谷美子さん、村田友梨さん、水嶋紗和さん(仮名)の3人の正直ベーストーク会を開催。ロート製薬の後藤さんも参戦し皆さんで「するんと出す」コツを探りました。

快便とは無縁の期間が長く、深刻な便秘がデフォルトに

 まずは、アンバサダーの3人に、いつ頃から便秘が気になり始めたのかを話してもらいました。

「大学でスポーツをしていたときまでは快便でした」と話すのは、体育大学卒業後に看護師となり、現在はフリーランスで小児科の看護師をしている村田さん。

社会人になって以降、便秘に悩まされるようになったという村田さん
社会人になって以降、便秘に悩まされるようになったという村田さん

不規則な勤務体制で自律神経が乱れるようになり、便秘がちになったことを覚えています。特に妊娠初期に悪化し、夫に“30分トイレにこもる!”と宣言するほど。結局そのまま改善せず、職場復帰以降も硬くてコロコロの便に悩まされています」

 エステサロン経営者とデザイン会社役員という2つの顔を持つ大谷さんも、便秘になったのは社会人になってから。

「エステの仕事では連続120分間施術に入ることもあり、施術中は便意を感じても我慢するケースが少なくありません。結果的に慢性的な便秘になり、ひどいときは6日ぐらいお通じなし。出たとしてもコロコロとした便が少しだけで、まったくスッキリしません」

パラレルに活躍する大谷さんも、便秘に悩まされているそう
パラレルに活躍する大谷さんも、便秘に悩まされているそう

 水嶋さんは、人間関係で悩む人にサポートを行うパートナーシップコーチとして活躍中。「子どもの頃から快便だったことがない」と言います。「お通じは3日に1回あるかないか、1週間出ないこともたびたびあります。特に、食生活が乱れたり、睡眠不足だとたまにコロコロとした便が出るだけとなりがちです。数年前からの“腸活”の流行で、毎日出ることが健康な状態だと初めて知りました」

自由にならない仕事中に便意の波を逃し……

 3人の話から、便秘を助長する要因のひとつには、「働く女性を取り巻く環境」があることが見えてきました。

 大谷さんの場合、「接客中はなかなかトイレに行けず、便意の波を逃してしまうことを繰り返しているうちに便秘が慢性化」したとのこと。17年ほど前に取得した育児休業の期間中は調子がよかったとも話してくれました。

 看護師の村田さんも「仕事中は行きたいときになかなか行けない上に、勤務先にはトイレがひとつしかない病棟もあり、自分だけで長々と占領するわけにいきません。ときには、“誰も来ないで!”と念じながら頑張っています」と話します。そのうえ、家庭のトイレ事情にも問題があるそう。「家族3人、朝、家を出る時間がほぼ同じなため、トイレの奪い合いが勃発します。“早くして!”、“もう出そう!”とせきたてられると、落ち着いてお通じを待つ時間は持てません」

便秘あるあるエピソードに参加者の共感と笑いの輪が広がった
便秘あるあるエピソードに参加者の共感と笑いの輪が広がった

 仕事や家族のスケジュールに合わせざるを得ない毎日が、便秘につながっているようです。

 便秘は、肌荒れにも明らかに大きな影響があると、大谷さんと水嶋さんが声を揃えます。

「エステサロンの経営者は肌がキレイに整っていないと、クライアントへの説得力に欠ますよね。私の悩みのタネです」(大谷さん)