Step 1 なりたい自分像に向けた目標を立てる
→理想をより具体的にイメージ化できる
→理想が「夢」でなくなり、実行可能な「目標」になる
1. 今の自分の中で「変わりたい/変えたいこと」を書き出す
ここからが、「なりたい自分になる」ための具体的なワークの始まり。今の自分で一番改善したいテーマを、1つ考えてみる。
2. 理想の自分像を具体的に思い描く
1で書き出したテーマに対し、自分はどうありたいかを思いつくだけ書く。曖昧な書き方は、NG。「どこで」「誰と」など、なるべく5W2H(*)を入れ込み、具体的に書く。
*:When, Where, Who, What, Why, How, How much
<答えを導くヒント>
・現状はいったん忘れて妄想でOK
・「5W2H」を入れて、具体的に
3. 現状を具体的に振り返る
2の理想はいったん忘れ、「変わりたい/変えたいこと」に対して、現実の自分はどうか、現状を書く。「感情的にならず、客観的に捉える意識を」。
<答えを導くヒント>
・この段階で理想と比較はしない
・感情は入れずに、客観的に
4. 理想と現実とのギャップの要因を考える
2の理想と3の現実の違いや、その理由をまとめる。「こうしなきゃ」という思考に陥りがちなので、ここで目標設定はしなくてOK。
<答えを導くヒント>
・ギャップも客観的な検証を!
・目標設定はまだしない
Pre WorkとStep 1のワークはこれで終わりです。自分の価値観を探り、なりたい自分像に向けた目標を立てることができましたか? 次回は、Step 2として、行動計画に落とし込むワークを見ていきましょう。

構成・文/秋山香織