一生懸命話しているのに、相手に理解してもらえない。上司の承認を得られない。そんな悩みを抱える働き女子、必見! 言葉の選び方や話の順序を工夫するだけで、相手に納得感を与え、説得までできる黄金ワザを、野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部 広報課 上級専門スタッフの日下部美弥子さんに伺いました。具体的な事例とともに紹介します。
話す前に、話すべきことを事前に整理しておく
「分かりやすく伝えるには事前準備が大事。会話の目的と話の要点を付箋などに書いておくと、必要なことを端的に伝えられます」(日下部さん)
□情報を共有したい?
□アドバイスが欲しい?
□決断をしてほしい?
□承認してほしい?
事前にメールで話の要点を整理&共有
「メールの文面に話し合いたい点を書き出し、相手に送信して共有。相手も事前準備ができるので、効率的に話を進められます」(日下部さん)
【事前メールの例】

前置きは短くすっきりと。お願いしたいことは、相談テーマ別に番号を振って箇条書きにする
次のページからは、会話中だけでなく意外と重要な会話の冒頭について、黄金ワザを紹介しよう。