マンスリー、レフト、バーチカル、ガントチャート……今年こそ手帳を使いこなしたい、意気込んで買ったものの、どうもしっくり来ていない? ならばここでもう一度、どう使いたいかを確認して、それに合わせて選んでみませんか。手帳の種類の解説と、使いこなしテクを編集部が紹介します。
マンスリー手帳
⇒スケジュールに余裕を持って進めたい人におすすめ
見開き1カ月のカレンダータイプの「マンスリー手帳」。1カ月の予定を俯瞰して見られる、最も人気の高い手帳。スケジュールページが12見開きで完結するため、軽くて持ち運びに便利な点も人気。巻末のノートページが多いタイプのものも。
<テク1>休日をペンで囲み営業日を見える化
締め切りまでの日数をマスの数で視覚的に捉えるため、土日を挟むと余裕があると錯覚しがち。休みの日を蛍光ペンで囲み、営業日を分かりやすくしよう。
<テク2>実際の締め切りの数日前にMY締め切りを
締め切りなどのスケジュール管理は、甘く見積もってしまいがち。実際の締め切りの2〜3日前を目標とする「MY締め切り」をつくって、手帳に記入しよう。
<テク3>「頑張るDAY」で他の予定をブロック
頼まれ事を引き受けすぎて、スケジュールが乱れがちなら、重要な締め切り前に1日「頑張るDAY」を決め、他の予定が入らないようにブロックを。
<テク4> 平日夜の予定は色で囲んで目立たせる
夜の予定を手帳に目立たせて書き込むことで、「残業できない日」を意識。締め切りまでの残り時間の“短さ”が見える化され、効率を考えるのに役立つ。
<テク5> 上司の不在は予定に書き込んでおく
相談が必要だったり、承認をもらったり…。そんな上司の不在で、作業がストップすることも! 確認作業が必要な仕事は、上司など相手の予定も記入を。
<テク6>「○日まで」の期限に締め切り時間を設定
「○日中」と、時間指定がない仕事でも、上司などに「何時までが理想ですか?」と聞き、時間を設定。締め切り時間を明記することで、守る意識が高まる。
【付箋でもっと便利に】休日の予定は付箋でさりげなく隠す

仕事の場で開いたときに、休日の予定も丸見えになるのが難点のマンスリー手帳。マスにぴったりの付箋を貼って、人から読めないようにすると安心。