「原田式」の目標達成手帳術は、「週末に書く」と「毎日書く」を組み合わせている。週末は翌週のことを書き込む、毎日書く内容は、TO DOや1日の振り返り、ルーティンチェックなど。順に見ていこう。
週末に書く
Step 1
⇒翌週の予定を見て、ONとOFFの翌週の目標を具体的に書く
数字などを入れながら、できるだけ具体的な目標や、達成したときのご褒美などを書き込み、翌週の自分の行動をイメージ。
Step 2
⇒翌週に感じたいプラスの感情を書いてイメージトレーニング
「イキイキしたい」といった翌週に感じたいプラスの感情を書く。その感情をイメージしながら書けば、モチベーションが高まる。
毎日書く
Step 3
⇒朝、1日の大事な仕事を2〜3個選び、成功させるためのTO DOを書く
1日の行動をイメージし、特に大事な予定や作業を2~3個ピックアップ。成功させるためのTO DOを時間割に落とし込む。
Step 4
⇒完了したTO DOに○、終わらなかったものには×を右に記入
実行できたこと、できなかったことをしっかり振り返り、○や×で示すなどして見える化。改善案を考える際の材料に。
Step 5
⇒1日の終わりに「よかったこと」と、「人に感謝された行動」をそれぞれ30秒以内に書く
些細なことでもいいので達成したことや、人に感謝された行動を書き、自己肯定感や自信を高める。「30秒以内に書くのが続けるコツ」
Step 6
⇒「今日をもう一度やり直せるなら何がしたいか」を30秒以内で
うまくいかなかったことの改善案を30秒以内に書く。クヨクヨしたネガティブ感情などがリセットされ、前向きな未来志向になる。
Step 7
⇒ルーティンを実行したかどうか○×でチェックする
習慣化したい行動を7項目ほど書き、毎日、実行の可否を○×でチェック。2週間続けば習慣化と考えるので、自信につながりやすい。
Step 8
⇒日曜に1週間を振り返り、目標に向けてヒントになった言葉や出来事、改善したいことを書く
日曜は1週間を振り返る日に。目標達成のための後押しになる言葉や、今後に向けて改善したいことを書いて、セルフコーチング。
構成・文/高島三幸
JAPANセルフマネジメント協会代表理事
