「気持ち」「行動」「周囲との関係性」の改善がカギ

 最後に「どうすれば、自分が望む世界でもっと活躍できると思いますか」と質問。「自分がスキルアップする」57人、次いで「自己肯定感を高める」34人、「時間を捻出する」26人という結果に。

 さらに、自由回答では大きく分けて3つ、「気持ち」「行動」「周囲との関係性」を改善すれば、活躍の場が広がるという意見が多く見られました。気持ちの面では「失敗を恐れない」「自分軸で考える」、行動は「場数を踏む」「あきらめないでやり抜く」、そして周囲の関係性は「人に会う」「仲間を大切にする」といった声が目立ちました。

 「こうした意見を見ると、さまざまなシーンで学びや経験が活躍につながると感じますね。日経doorsが、読者の皆さんの学びや気付きのきっかけになればうれしいです」と飯泉記者が締めくくり、シンポジウムは終了しました。

 日経doorsでは、これからもキャリアと自分磨きに熱心な20代、30代の女性たちにスポットライトを当てて、読者とともに活躍の場を考え、そして提案していきます。ぜひ、ご期待くださいね。

取材・文/海老根祐子 写真/辺見 真也