ベストな時間帯に自分のためのルーティンを
朝のルーティンとは、実行することによって一日の物事がうまくいくようになり、心身に活力が生まれ、目標により早く到達できるような毎朝の習慣です。その内容は人それぞれ異なります。私自身は、現在のルーティンにたどり着くまでにいろいろ試行錯誤して、5年間かかりました。
朝のルーティンと聞いて「私は朝型じゃないから難しいかも」と心配しているなら、ご安心ください。
Daniel Pinkの『When: The Scientific Secrets of Perfect Timing(邦題:When 完璧なタイミングを科学する、講談社)』という本によると、人間は3つの「chronotype(朝型、夜型などのタイプ)」に分けることができます。
まず、人口の約15%はLark(ヒバリ、朝型人間)です。仕事がない日でも、午前7時より前に自然に目が覚めるタイプです。
次に、人口の約20%はOwl(フクロウ、夜型人間)です。仕事などがない日は、午前10時以降に自然に目覚めます。
さらに、人口の約65%はThird Bird(第三の鳥、中間タイプ)です。仕事などがない日は午前8時~10時に自然に目が覚めます。
年齢によってchronotypeが変わってくることもあります。例えば、小さい子どもはLarkが多いですが、ティーンエージャーになるとOwlになることが多いです。「自分は夜型だ」と思っている人でも、もう少し早く寝て睡眠をちゃんと取れば、実は朝型かもしれません。
ここで大事なのは、学んだり、楽しんだりするルーティンを、自分にとってベストな時間帯に実施して、習慣を作るということです。
これは私の朝のルーティンです。通常は午前5時半くらいに起きます。
2. メディテーション(瞑想)
3. 公園での散歩とストレッチ(30分間)
――― 朝食の準備と食事 ―――
4. 紅茶を飲みながら読書(そのときに読みたい本。数分~30分間)
5. ジャーナル(日記)を書く
6. プラン(計画)を立てる、確認する
7. 少しだけ片付けをする
朝起きてすぐ、レモン汁を入れた白湯を飲みます。メディテーションは、最初は短い時間から始めて、今では毎朝15分間しています。
朝食後に、ポットに残った紅茶を飲みながら読書をします。それからその日のジャーナル(日記)を書きますが、毎日書くことは決まっています。