「憧れるけれど難しそう」「仕事と休みのバランスは?」──。興味を持ちつつも、なかなか踏み出せないワーケーション。そこで今回、女性向け媒体でビューティやリゾート、女性の働き方などを数多く取材してきた日経BP総研の米川瑞穂主任研究員が、土日を挟んだ3泊4日のリアルなワーケーションプランを同僚と体験してきました。
1日目 金曜:充実のコワーキングスペースで快適ワーク
どこでも仕事はできる時代。リモートワークをしながらリゾート地で休暇を楽しむ「ワーケーション」が注目を浴びていますが、自分の働き方としてはまだリアルにイメージできない人も多いのではないでしょうか。
フレックスタイムなどを活用すればリモートワークのルール内で充分に実現可能。しかも働く人の心身の健康アップはもちろん、下のグラフからも分かるように、ワーケーション中からその後まで仕事のパフォーマンス向上にも役立つとなれば、試す価値はあるはずです。

出典:株式会社NTTデータ経営研究所/株式会社JTB/日本航空株式会社調べ
米川主任研究員がワーケーション体験の地に選んだのは沖縄。「仕事のパフォーマンスを上げるだけでなく、ストレスを37%も減らし、その効果は戻った後も持続するというデータも出ている沖縄のワーケーション。大好きな沖縄でのワーケーションが無理なく実現可能なのか、実際に確かめてみたいと思います」(米川研究員)。
早速、出発。7時35分、羽田発の日本航空903便で一路、那覇へ。「飛行中は仕事にかなり集中できますね。メールのチェックなど、朝のルーティンが地上と同じようにはかどります」(米川研究員)。

那覇の中心地・国際通り付近までは、那覇空港からのモノレール「ゆいレール」で十数分。沖縄のエネルギーを全身で感じながら街歩きを楽しみつつ、ランチに選んだ老舗のステーキ店へ。『ステーキハウス88 国際通り店』では、本格アメリカンスタイルのほか、厳選和牛や石垣牛のステーキが味わえます。

午後は集中して仕事時間。那覇をはじめ沖縄各地に展開しているコワーキングスペース『howlive』で、業務を再開します。

1日目の宿泊先は、那覇市内の『リーガロイヤルグラン沖縄』。アクセスも良く、滞在目的に合わせた様々な客室タイプが用意されています。チェックインを済ませたら、部屋でもうひと仕事。就業後は那覇の夜を満喫する時間に。
