
2013年、アベノミクスが始動し、東京オリンピック・パラリンピック開催が決定。そんな時代に起業した、一人の女性の物語。成功なくしては自分を許せなくなった「私」が行き着く先とは?資金調達、経営者カンファレンス、詐欺に裏切り……。
IT起業家が体験と取材を基に描く、「ベンチャー業界あるある」を詰め込んだ物語!
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- 【小説】狂っているのは、誰だ?
- 2022.07.01 月日が流れ、2022年7月。六本木のカフェで二人が再会する。
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- 【小説】共同創業者の裏切りと田舎のパン屋
- 2022.06.23 久しぶりの休日の深夜に松原から電話があり、加賀美の会社が大変なことになっていると知らされた。加賀美はしばらく前に桐生という人物と会社を共同創業しており、著名な投資家陣もそこに加わり、たびたびメディア...
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- 【小説】休日の過ごし方
- 2022.06.16 自社サービスを一部ピボットしてから数カ月たち、少しずつユーザーが増加するようになった。無事に追加の資金調達も済ませ、会社はようやく一旦安定したように見えた。私は久しぶりに穏やかな休日を過ごすが……
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- 【小説】サービスのピボットと自由について
- 2022.06.09 開発したマッチングサービスは少しずつユーザーが減少していき、追加の調達資金も尽きかけていた。完全に資金ショートする前になんとか上向きの結果を出さねばならず、我々は追い込まれていた。
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- 【小説】1億円調達ベンチャーの事業実態
- 2022.06.03 松原が福岡で出会ったという外資コンサル出身起業家の神崎透は、高齢者向けサービスのベンチャーを経営していて、既に1億円を資金調達している。我々にも資金調達のアドバイスをくれるなど、起業家仲間として付き...
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- 【小説】渾身の企画とサイコパス
- 2022.05.26 加賀美からのアドバイスを受けて、徹夜でサービスのバイラル施策を考えた私。松原にそれを提案するが......
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- 【小説】道玄坂を抜け出して、オフィスに駆け込んだ
- 2022.05.20 自社サービスがうまくいかない状況下で、既存投資家からの300万円の追加出資が決まった。それもすぐに尽きることが目に見えている中、私は打開策を探っていた。
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- 【小説】既存投資家からの追加調達
- 2022.05.12 前向きに検討が進んでいるはずだった大手ベンチャーキャピタルから出資を断られ、いよいよ資金繰りに行き詰まった私と松原。既存投資家に延命措置を相談する。
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- 【小説】資金繰りと神頼み
- 2022.05.06 資金調達に駆け回る私と松原。最初から出資に乗り気だった大手ベンチャーキャピタルの早川と瀬川に期待をかけるが……
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- 【小説】2度目の資金調達
- 2022.04.28 ベンチャーキャピタルからの3000万円の出資金をもとに会社を創業し、アプリを開発。それから4カ月の月日が流れた。