「付き合っている彼がいるけど、満足できる関係性ではない。だから、いろんな出会いを試しているのにずっと『この人じゃない感』がつきまとうんです」――今回はこんな、doors世代からのリアルな声を、恋バナ収集ユニット「桃山商事」の清田隆之代表が、真剣に丁寧に因数分解して、ロジカルに考えました。今回は(上)に続く(下)編です。
彼がいるのに、いつまでも「この人じゃない感」(上)
彼がいるのに、いつまでも「この人じゃない感」(下) ←今回はここ
「この人じゃない感」になぜ悩むのか
「この人じゃない感」から悩みを生み出している「構造」とは何か。
それは「他にいい男がいないから彼と別れられないし、彼がいるから別の男性探しに本腰が入らない」という出口のないループであり、そこに陥ってしまっているのが、今回のお悩みの核心ではないかと考えられます。
この記事の前に読むのは↓
「■彼がいるのに、いつまでも「この人じゃない感」(上)」
「■彼がいるのに、いつまでも「この人じゃない感」(上)」
彼との関係は「待機状態」で、他の恋愛に関しても「いい男の現れ待ち」です。つまりどちらも「主導権がない」という状態にあります。
そもそも「この人じゃない感」が悩みの種になるのは、態度が受動的なときです。与えられたカードの中に望みのものがない。でもそれ以上のカードは存在しない。だから悩みになるわけです。
では能動的な態度の場合はどうでしょう。